フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

箱根駅伝と龍馬伝

2010-01-05 10:13:48 | Weblog
お正月に見たテレビは、箱根駅伝と龍馬伝のみだった。どちらも面白く、伝ガついていると思った。伝えると言う意味だ。箱根駅伝はたった一つのことに打ち込んできた青年が思いのたけをぶちまけて鍛えられた肉体と頭脳で持ってティームワークで挑む格闘技のようなもんだ。走ったことのあるものにしか分からない悔し涙が十分伝わってきてもらい泣きしそうになる。数々のドラマが隠されているんだろうな。東洋大で往路か復路か忘れたけれど高知の子が走ったんだよ。レベルの高いトップのティームの一員として。高知もがんばる。「龍馬伝」が始まったからかな。龍馬のきれいなこと。弥太郎のきたないこと。だけど弥太郎を演じてる香川さんは上手いね。それに広末涼子の加代さんだったっけ土佐弁がうまい。当たり前か。土佐の女だから。いままで司馬遼太郎のイメージに捉われてばかりの龍馬像だったけどやっと違う竜馬を見せてくれそうで期待が持てるね。豊かな山と海と川でそだてられた個が独立した発想の土佐の精神文化が少しでも伝わればいい。裏返せばなかなかまとまらない土佐人気質をどう見せれるか。「みんなぁと同じは好かんき、オレはオレぜよ」と言ってあの幕末に軽い気持ちで飛び出して行った若者たち。それだけでも、爽快な気分になった。箱根で頑張る若者たちとダブって見えた。
コメント
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