昨日のニュースでどこの町だったか忘れたけれど91歳の夫と84歳の妻が買い物に行っての帰り道、踏み切りの中で妻が動けなくなって何とか助けようとした夫と共に列車に轢かれて人生を終えた。仲のよい夫婦だったそうな。そこまで生きて何も列車に轢かれなくともと言う気持ちと一緒に死ねてよかったねと言う気持ちが混同した。事故は、悲惨だけどなぜかさわやかに感じている。それは、一瞬でこの世から去ったことがよかったと思っているからかもしれない。高見 順の何とかって言う詩のように若い英語教師が黒板に書かれた文字をさっさと消して新しいリーダーを小脇に抱えて「それでは、諸君」と言って教室を出て行った。私も、そのように人生を去りたいものだっていうようなのがあったけどそのことを思い出していたのかもしれない。そうおもっていたら、今日は、アメリカのどこかの町で排水溝の中で生まれた9匹の犬の子をみんなで地中に埋まっている排水溝を掘り出して穴を開けて全部の犬の子を助け出しただなんて命は不思議だね。助け出された生まれてそんなに日がたっていない小さな犬の子の柔らかな体に命を感じた。あのうれしそうなアメリカ人の顔。失くす命、助けられる命。自分のものではない生かされているのではないかとふと感じる。
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