フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

桜も終わり、原発も終わる

2011-04-08 09:20:38 | Weblog
今日は、雨。これで満開の桜も終わる。


昨日のうちに桜をたくさん見たから今年は大満足。


お弁当にもフルーツつけてちょっと豪華にしてみました。


今年は、電力への関心からダム湖巡りが多かったのですがダム湖の周りには桜がたくさん植えられているから自然と見に行くことになるのかな。


これだけ電気を消費する社会を生み出したのは小泉構造改革でアメリカの超属国化が進んだからかな。郵政民営化で富の再配分を考えたまではよかったんだけど竹中が取り違えてアメリカに郵便貯金をやってしまったことから日本の国力は高い坂を転げ落ちるように下がっていった。そのどん底からやっと這い上がろうとした矢先に地震津波。それに原発事故。日本の無力さが世界に公表されたことは、かえってよかったことかもしれない。このまま突き進んでいたら騙されたまま日本滅亡の一端を担わされていた。東京の電力消費のために原発を動かしていたなんて田舎は、東京の犠牲でいいのかということを目の前に示してくれたことは福島県民の目をさまさせるに十分だったであろう。IAEAのウクライナ当局者が「日本は、問題点をはあくしているのか伝わってこなかった」と言ったと言われているが、日本でも伝わってこないんだからそれはそれで正解なんだろう。学者は、学問の自由でいろんなことを言うだけで役に立たないと言うことも分かったし、土建屋は儲けたいだけで原発はいるといってるだけだし、原発に群がる利権の構図と言うのもこの事故のおかげで見えてきた。こんな制御不能のものは、持ってはいけない。東京が暗くても何の文句もない。原発は、止めるかやめるかの二者択一しかないとラジオで言っていた。まさに明快な回答だと思う。
コメント
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