フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

原発脱却

2011-04-29 10:17:20 | Weblog
高知県の尾崎知事は「原発脱却」宣言をした。高知県は、四万十町で原発建設騒動があった時、その時は、窪川町と言ってたのか?その町で是非を問う町民投票で自然と共に生きる道を選択し条例で原発反対を定めた日本唯一の町があるからその後使用済み核燃料の貯蔵にと東洋町の当時の町長が町民に無断で誘致しようとしたことが発覚してリコール。県民すべてが自然と共に生きる経緯と実績がある。「金なんかいらねぇ」という県民性か。なんという先見の明だろう。それにひきかえ、中国電力の次期社長の苅田知英さんは、山口県の上関で進めている原発建設を推進する考えだそうだ。「現実的な議論を」というのが彼の意見らしいが、この手の輩がまだ徘徊してるのが現実なんだよね。原発は、いらない。原発建設だけが欲しいという彼らの現実論を推し進めるために福島が犠牲になったと言うのに、何の根拠を持って原発が必要と言うのだろう。彼等が、社会的地位を得て実しやかにごもっとも意見が言えるのは、菅さんの対応がまずいからに他ならない。何の安全策もとらずに、五重、六重に対策が出来ていますから「原発は安全です」と言って国民を騙し続けてきた国会議員、官僚、学者、経済人、電力会社役員を何の罰にもつけずのばなしだからだ。これって、オレオレ詐欺よりひどいんじゃないのか。俺なんか、銃殺刑が相当だと思うけどな。単純に考えて。まずは、原発事故の責任及び責任者を明確にしない限り現実的な議論は、できない。苅田さんもこのことを理解しないと世の中見えないとおもうけど。日本は、人材不足なんだね。
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