フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

神の領域

2012-07-08 10:09:18 | Weblog
神社というのは神を祭っているところと思っていない。神が居る処とずっと思っている。だから御神域というと異界である。神社そのものの設立はあいまいで鳥居の由来もあいまいなんだけどその曖昧さが日本の神の由縁だろうとヘンな納得はしているがその生活圏には畏敬の念を禁じえない。


だから時折神社を訪れ自分自身の穢れを落としているのだろうか。なんか変身したように清々しさを感じます。だけどダウン症のシュータくんは一歩も入れません。お祭にも行けません。彼は、本能的に異界を感じるのだろうか。木が鬱蒼としているのが怖いのだろうか。「いや」としか言わないから本当のところはわからないがなにかあるんでしょうね。頭では理解できないことが。強制するとトラウマになるというから永遠の謎なんだけど畏敬の場所、非日常というのが分かっているんだろうか。そうであれば日本人の神の因子って刻まれているんだなと思えるけど。イスラム教徒が偶像禁止だといってマリ共和国のトンブツクーで世界遺産の寺院を破壊しているという。彼らは何の権利を持ってマホメットも言わないような破壊を繰り返せるのだろう。イスラムの神の概念とはなんなのだろう。世界で破壊を繰り返すのはイスラム教とキリスト教。彼らには神も仏もないのだろうか。
コメント
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