弘法筆を選ばずとか弘法も筆の誤りとか筆と言えば弘法大師なんだけど筆は大事にしたんだよというニュアンスが伝わってくる。職人にとって道具は命。と同じくらい書を書く人にとっても筆は大事だったんでしょうね。職人と芸術家の線引きは難しいところがあるからどちらも道具を大事にするということに変わりはないんでしょう。かくいう私も絵筆は大事にしています。それほどありませんがまた高価なものもありませんが使い終われば置く洗って乾かしてとけっこうこまめです。昨日絵の具を買い足すために訪れた文具店でナイロン筆を置いてある下のほうに何とコリンスキーがあるのを発見。「コリンスキーや」とオドロキ、絵の具をやめてコリンスキーを買う。これが有名な画家が使う筆なのかと感無量に見つめ想像の翼を広げる。ターナーでもなくデューラーでもなく野村さんでも永山さんでもなくなぜかバルチュスのアトリエを思い浮かべた。油絵だったのにね。いま東京で展覧会が開かれてるからかな。一本の筆から夢が広がるっていいじゃないか。筆も一流紙も一流、絵の具も一流のアーチスト系を使用していよいよ職人の雰囲気が漂ってきたけどあと腕が見習いなのが珠に瑕だな。まぁ気にしないか。コリンスキー、人を選ばずだ。
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