フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

小池百合子は喧嘩を売った

2016-07-07 08:11:06 | Weblog

東京都知事選、僕らには関係ないけど自民党の都議連に業を煮やした小池百合子立候補者が喧嘩を売った。誰に?自民党にかな。知事に当選の暁には議会を即解散。というのが喧嘩状。こいつが小気味いい。いままで安定に胡坐をかいてやりたい放題やってた連中だから喧嘩状をつきつけられてもピンと来てないらしく「リオの五輪が開催中に選挙やるのか」とか「政策で勝負しろよ」とかズレまくった反応している。喧嘩状なんだから「時は今」喧嘩状なんだから「文句あるか」だよ。受けて立つか立たないかはそっちの勝手だけど小池氏は全面戦争に舵を切った。女って男より思いっきりがいいね。昔は喧嘩の口火を切るのは男だったんだけどこのところの男どもはどこで何してるんだろうか18歳の有権者のうち半分以上が今度の選挙で自民党を選ぶって調査結果が出たね。お前ら何してんだ昔なら若者の90%以上は反体制だったんだぜ。それほど安定と既成概念を守ることが好きなのかとあきれた。もはや怒りすら持ってないのか。窓を開け放って汗をかきながら原稿を書いていたレーニンがふと顔を上げて通りを見ると窓の閉まった部屋で談笑をしているユダヤ人の金持ち一家が見えた。クーラーがきいてる部屋と汗だくのオレ。これは経済格差だ。富の再分配をと怒りを持って書き上げたのが「資本論」だ。いまやピケティなのかな。彼も怒りを持って冷静に経済格差に取り組んでいる今の若者には怒りはないのだろうか。ますます公は厚く民は薄くの社会になっていくのをこのまま見過ごすのか。または自分が公の一人となることを望んでいるのだろうか。怒りのない若者ほど始末に悪い者はない。70近いバァサンでも怒りがあるから喧嘩を売ってるのに。

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