フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

彼岸花

2018-09-17 08:21:37 | Weblog

彼岸花が咲きだした。毎年この時期に咲く不思議。それも門柱の傍で。誰も植えたりはしてないのに。この時期が来ると急に茎が伸びてきて花が咲く。花の色はジョーンブリアンにシェルピンクを混ぜたような淡い色。                                絵になるかなと思って写真を撮る。日本画ならいいだろうけど水彩でどう描くか。油絵では儚さが出ないだろうな。とブツブツ。茎の頂点から六つに分かれて花が出るんだね。初めて知った。三途の川の渡賃が六文だからそれとこれと関係あるのかな。なんせこの花は「死霊」とか「死人花」とか呼ばれているから。今日は敬老の日だからこの時期の咲くのにふさわしい花かも知れないね。65歳以上が3人に1人。どおりでラララ音楽祭に出かけたけど還暦バンドばっかしでスケッチもする気がしなかった。もう少しきれいな色の服を着ていてもらいたかったな絵を描く立場から言えばね。別に色を変えたらいいだけというけどインスピレーションがその前に湧かないからね。もう年寄りは見飽きたね。ボケたヤツ、ヘンに元気なヤツ、若作りのヤツ、どれもこれもただの年寄にしか見えない。花ならみんな彼岸花だよね。

コメント
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