フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

Impressionists on Paper

2023-12-01 08:26:58 | Weblog

ロイヤル・アカデミーの最新の印象派展を訪れる人を待っています。入る前から、二重ガラスのドア越しに見ることができます。ダンサーがあくびをしてストレッチをしている、バレエシューズがひっくり返っている、ドガの油絵。彼女の口は疲労でぽかんと開いている。彼女のチュチュの首は、急激な黒い線の震えです。ポーズ、服装、主題は、ドガの膨大な舞台裏のレパートリーから美しく馴染み深いものです。しかし、衝撃的なのは色で、小さなダンサーが鮮やかなアシッドグリーンを背景に現れます。『紙の上の印象派』は、証明するのが難しいほど斬新な議論、つまり、印象派は紙の可能性を、それまでの画家として見なかったという議論で始まります。大通りや海辺、草原など、刻々と変化する光が生活に及ぼす影響を、面倒なキャンバスよりも紙や鉛筆、ペン、チョークで表現した方が簡単に表現できます。彼らは紙の作品を展示して販売し始めました。こうして、19世紀末までに「ドローイングは絵画と同等になった」のであり、どちらも今では完成した作品と見なされている。・・・・・・2024年3月10日までロンドンのロイヤルアカデミーで開かれてるから見に来てねという宣伝なんだけど紙に描かれた絵というのがいいんだよな。公の場で展示されることはめったにないが、素朴でさっき描き上げた感がありありでね。作品という感じがなくて作家のぬくもりを感じる。

そういえば

オイラなんか紙に描いてるんだよな

キャンバスには年に4~5枚

油絵具で描けばよいほうで

普段は水彩で紙に描いてる

陽の光に弱い水に弱いから

展示にはむいてないんだけど

紙に描く絵は子供にかえれるから

自分には向いているんだよね

絵を描いてる時は夢中

ほとんど無心

紙と筆 鉛筆と絵具と水があれば

どんな世界へでも出かけられる

ややこしい機械で

切符を買わなくてもさ

 

 

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