フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

Hollow spot of Star

2013-10-19 08:35:39 | Weblog
その昔、隕石が落ちてできた窪地「星ヶ窪」に行ってきました。

マリーゴールドが迎えてくれて

コスモスが満開でした。ツバ山よりもこちらのほうがマチュぴチュのイメージに近いのかな「長者」という山肌にへばりついたような町の狭い道を抜けてここまで来るんだけどここはいつもの田舎町とちがって人を何人も見かけた。みんなにこにこと挨拶してくれて活気を感じる。聞けば、昔はここにパチンコ屋も映画館もあったとかで山間の町では西日本で唯一の歓楽形態を持った町だったとのこと。そのせいか規模が大きい。家の間の狭い道を車で走っているとテレビで見たインカの町を走っているようなヨーロッパの裏町を旅してるような感じになってくる。そういえばパンフレットに星ヶ窪では往時「草競馬」が行われて1万人もの人たちが競馬を楽しんだとの記載があった。林業華やかなりし頃の話だろう。

馬はこの池の周りを走ったんだろうか。いまでも車が1台やっと通れる急な坂を登ってこなければならないのに当時としては弁当持ちで歩いて登ってきたんだろうか。腹巻に金をつっこんで「尻尾の短い馬」に金をかけたんだろうか?ふと歓声のような風が吹いてきて僕の想像を逞しくさせる。今は、ここはキャンプ場として町おこしの一翼を担っているんだが星がとってもきれいに見えるスポットとして人気だそうな。この日は老夫婦が二組いただけだった。そのうちの一組はテントを張ってたから泊まったのかな。ここに僕のティピーをたてなくてはと思った。
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