こちらも、ようやく、読了。
考古学のロマンを描いたマスターキートン(漫画)のファンとしては、必読の書と思われ、
長らく、読もう、読もうと思っていたので、ほんとうに、ようやくだった。
若い頃の貧困に負けず、驚異的な語学の才と商才で、巨万の富を手に入れ、
ホメロスの叙事詩を事実と信じ、トロイ発掘の夢を成し遂げてしまったシュリーマン。
無茶苦茶だけれども、憧れてしまう・・・。
発掘の現場を読んで思い知らされたこと。
真実に「好き」ということは、あまたの苦難をものともせず、
突き進めるということ。
あと、記憶力は、鍛えれば、鍛えるほど、伸びるということ。
これは、きわめて重要!
ピアノの暗譜も、諦めるには早いだろう。
それぞれの言語には、その言語特有の美しさが備わっていると思うけれども、
シュリーマンは、その美しさを、十数カ国語も、体感できたということで、
まさに言語世界の旅人だったのだ。
シュリーマンの心に、美しい古代ギリシャ語のイリアスの詩句は、どのように響いたか???
そう言えば、相変わらず練習しているショパンのエチュードOp10-1、Op25-1(エオリアンハープ)は、かなり古代ギリシャ的だと思う。
これらのエチュードに、どうして、こんなに惹かれるのか?少し分かった気がする。
古代ギリシャへの憧れが共鳴していたのか・・・。
建築様式で例えると、Op10-1はドーリア式、Op25-1はイオニア式か???
続いて、読み始めたイリアスも、これらのエチュードと響き合って、かなり楽しい!
Nikolay Khozyainov - Fryderyk Chopin Etude in C major, Op. 10 No. 1
こんなふうに弾くには、生まれ変わらない限り、無理だけれども、
ゆっくりでも、この曲は、ほんとうに素晴らしい!
考古学のロマンを描いたマスターキートン(漫画)のファンとしては、必読の書と思われ、
長らく、読もう、読もうと思っていたので、ほんとうに、ようやくだった。
若い頃の貧困に負けず、驚異的な語学の才と商才で、巨万の富を手に入れ、
ホメロスの叙事詩を事実と信じ、トロイ発掘の夢を成し遂げてしまったシュリーマン。
無茶苦茶だけれども、憧れてしまう・・・。
発掘の現場を読んで思い知らされたこと。
真実に「好き」ということは、あまたの苦難をものともせず、
突き進めるということ。
あと、記憶力は、鍛えれば、鍛えるほど、伸びるということ。
これは、きわめて重要!
ピアノの暗譜も、諦めるには早いだろう。
それぞれの言語には、その言語特有の美しさが備わっていると思うけれども、
シュリーマンは、その美しさを、十数カ国語も、体感できたということで、
まさに言語世界の旅人だったのだ。
シュリーマンの心に、美しい古代ギリシャ語のイリアスの詩句は、どのように響いたか???
そう言えば、相変わらず練習しているショパンのエチュードOp10-1、Op25-1(エオリアンハープ)は、かなり古代ギリシャ的だと思う。
これらのエチュードに、どうして、こんなに惹かれるのか?少し分かった気がする。
古代ギリシャへの憧れが共鳴していたのか・・・。
建築様式で例えると、Op10-1はドーリア式、Op25-1はイオニア式か???
続いて、読み始めたイリアスも、これらのエチュードと響き合って、かなり楽しい!
古代への情熱―シュリーマン自伝 (新潮文庫) | |
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新潮社 |
Nikolay Khozyainov - Fryderyk Chopin Etude in C major, Op. 10 No. 1
こんなふうに弾くには、生まれ変わらない限り、無理だけれども、
ゆっくりでも、この曲は、ほんとうに素晴らしい!