みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

雨の岩手へ(その3)~早池峰山

2015年10月13日 | 
そして、3日目も予報は、曇・雨。

岩手山は諦めて、太平洋側の早池峰山(はやちねさん)なら、少しはいいかも?
と思い、行くことにする。


途中の、早池峰のダム付近にて


登山口に着く前、途中の林道で、ガスの中になってしまう。


しっとりとした風情の紅葉もまた良し。


悪天候だったけれど、随所に標識があって、迷うことはない。



早池峰山、山頂の宝剣?
早池峰(はやちね)、とても美しい響き!
夏の高山植物のシーズンは、素晴らしいんだろな!

その後、天気が更に悪化する。
みぞれまじりの雨の中、猛烈な風が吹き荒れる中、ひたすら下る。
風に乗って、空を飛べるかもしれないとも思う。

途中、随分冷えて、手が凍えてしまう。
凍えて手の感触がなくなって、ザックが開けられない。
服のボタンが掛けられない。
ハシゴで降りる時、力が入らない。

そうか!
トムラウシで大量遭難事件があった時、せっかくの防寒具を着ることなく
倒れていた遭難者がいたと聞くが、そういうことか!と合点が行く。


双子の虹

文字通り、雨にも負けず、風にも負けず、山を下りて、
温泉で、息を吹き返した後、花巻にて。

虹の上に、もう一つ、うっすらと虹。
二重の虹を見たのは、初めてだった。


宮沢賢治の学校にて
最近の体験型の施設は、万華鏡の効果を狙った出し物が多いかも?


我が友、ゴーシュ


まあ、良しとしよう!


名古屋の夜景は素晴らしかった!(写真は、しょぼいけれど)
今回の旅で、一番、美しくて、感動した。
名古屋はすごい街だった。

大都市の夜景は、意図しない美しさの最たるもの。

人は、夜景を美しくするために、頑張って働くのでもなく、灯りをつけるのでもないけれど、
それらが集まったものを空から眺めると、
満天の星空に勝るとも劣らない、宝石を散りばめたような美しさが現れる。
意図しないところに美は現れる・・・。

名古屋空港は、市街地の中にあるので、夜景の美しさでは、セントレアよりもポイントが高いかも???


おしまい。





コメント
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