みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

マーラーの復活

2017年02月05日 | ライブ&コンサート
聴いてから、1週間、経ってしまったけれど、この日は、友人の所属するオケの演奏会へ。
曲目は、マーラーのシンフォニー「復活」。
そして、ヨハン・シュトラウスの「皇帝円舞曲」。
マーラーは圧巻だった。
恥ずかしながら、この歳になって、初マーラーだった。
今まで、マーラーは、自分のような初心者には、難解で、近寄りがたいイメージがあって・・。

難しくて、分からなかったら嫌だなあと思っていたけれど、そんな心配は全くの杞憂だった。
オーケストラもコーラスも、100名以上、パイプルガンも加わり、壮大な音楽活劇、天地創造!といった感じ。息つくしまもない。
アマオケとは言え、息が合った演奏で、凄い迫力だった。
美しいメロディーが、其処かしこに。
好きな3拍子も多かった。
(マーラーは、チェコ出身なんですね。チェコ語は話せなかったらしいけど。)
バンダ(別動隊)も興味深かった。
(バンダは、「バンド」を意味するイタリア語?)
勇ましい曲調と、甘美なメロデイーが、入り混じる様子は、ちょっとぞくぞくする。

プログラムも、よく考えられていた。
ベースは、どちらの優美なウィーン。
健全なヨハン・シュトラウスの優美が、爛熟、メタモルフォーゼして、マーラーがやってきたか!

また、一つ、世界が広がった気がする。
CDで、いくら聴いても、このシンフォニーの良さは分からないと思うので、
こういう生演奏に立ち会うことができて、ありがたかった。
誘ってもらえた友人に感謝!





名古屋シンフォニア管弦楽団
@愛知県芸術劇場コンサートホール
コメント (2)
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