みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

モラゲス五重奏団

2017年05月04日 | ライブ&コンサート
モラゲス木管五重奏のコンサートに行ってくる。
素晴らしかった!
5人中4人は、フランスの著名なオケで首席奏者を務める、最強の木管アンサンブル!
の触れ込みは、本当にその通りだった。

哀切のオーボエも、お茶目なクラリネット、澄んだ音色で囀るフルートも、遠く・懐の大きな大らかなホルンも
みな、温かく柔らかい音色の中に溶け込んで、幸せなひと時だった。
何もかもが、素晴らしくまろやか。
5つの楽器は、皆、兄弟のように感じられるのが不思議だった。

個人的に、圧巻?傑作?なのは、顔を真っ赤にして、吹いて、吹いて、
吹きまる体格のいいファゴッティスト?氏(ジョルジオ・マンドレージ氏)。
あの、熱演を目の当たりにすると、熱くならないずにはいられない。
木管の技術のことは、チンプンカンプンだけれども、凄いんだろうな・・・。

アンコールでのファンサービスも、さすがは、エンターティメントの国、フランス。
芸術性の高い本編とは別に、楽しませてもらえた。

木管の音色に惹かれるようになって、ようやく意中のアンサンブルに出会えたなあ!

前半が終わって、すぐ、CDを購入に走る。2枚、連れて帰ることにする。
こういうことは、終ぞ無かったのだけど・・・。
木管アンサンブルと言うことで、吹奏楽をやっていると思しき女の子たちが多く、
いつもの宗次と比べると、若々しい感じ。サイン会も、すごい列だった。


リハーサルの様子だけど、宗次ホールさんのTwitterから頂きました。
皆さん、姿勢が良かったなあ。




昨秋、オケで弾いたウエストサイドのマリアも!


今回は、サインも頂いた。
フランス語は、「メルシー」しか言えなかった。
英会話学習の成果は、ほとんど発揮できなかった。

@宗次ホール
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広重展

2017年05月04日 | 絵・写真・美術館
歌川広重の東海道五拾三次がすべて見られるとのことで、出掛けてみる。
風景の版画は好きなので。

どの絵も、親しみやすくて、人気があったのも、なるほどなあと思う。
描かれてる人物が、けっこうユーモラス。

東海道五拾三次に、保永堂版、行書版、隷書版などあること知らなかった。
保永堂版が色も深く、構成も味わい深く仕上がっている。
意外と富士山が描かれいない。
縦方向は強調されているのかな??

傑作とされている「蒲原 夜之雪」「庄野 白雨(Driving Rain)」は、頷ける。

「三島 朝霧」も好き。朝霧に消えゆく旅人がいい感じ。
「日本橋 朝之景」は、さぁ始まるぞ!という扉が開く感じが、いい。
「原 朝之富士」で、富士山の頭が、絵から飛び出ているのが、いい。
 こういう逸脱は、全53次の中で、唯一この絵だけ。

一昨日の山梨にくらべると、何十倍もの人出だった・・・。
知らないことを、知ることは、人生の糧になりますね。





@名古屋ボストン美術館

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