パリ左岸のピアノ工房(T.E.カーハート著)は、ピアノを愛する者にとっては、バイブルと言っていいほどの名著だと思う。
この休みに、少し読み返す中、「これは!」という一節があったので、紹介します。
「レッスン」の章です。
自分の声を代弁して頂いている・・・。
自分が優っているところ、足りないところを見極めて欲しいなあ。
ピアノのレッスンに望むことは、これに尽きると思う。
今の心境としては、レッスンの結果、上手にならなくてもいい、曲が弾けるようにならなくてもいいので、こういうことを(技術ばっかりではなく、恐らく、曲の成り立ち、味わうべきポイントのような点)教えてもらえる、導いてもらえる先生を熱望。
音楽の世界をより深く、より広く感じられるように。
アンナ先生に出会いたい!
この休みに、少し読み返す中、「これは!」という一節があったので、紹介します。
「レッスン」の章です。
わたしは子供時代のレッスンから残っているものを最大限に活かしたかったし、そのうえで自分の知らない、ひとりでは挑む自信のない広大な領域---初見での演奏とか和声に関する知識とか---を徐々に学んでいきたいと思っていた。まったくの初歩からもう一度やりなおす必要があると言われても仕方ないとは思っていたが、その前にきちんとした能力のある人に自分の現状を正確に分析してほしかった。 |
自分の声を代弁して頂いている・・・。
自分が優っているところ、足りないところを見極めて欲しいなあ。
わたしは自分が音楽に見いだした喜びを深め、世界の感覚を広げてくれるような曲をやりたかった。 |
ピアノのレッスンに望むことは、これに尽きると思う。
今の心境としては、レッスンの結果、上手にならなくてもいい、曲が弾けるようにならなくてもいいので、こういうことを(技術ばっかりではなく、恐らく、曲の成り立ち、味わうべきポイントのような点)教えてもらえる、導いてもらえる先生を熱望。
音楽の世界をより深く、より広く感じられるように。
アンナ先生に出会いたい!
パリ左岸のピアノ工房 (新潮クレスト・ブックス) | |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
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