この時期の土曜・日曜は行事が重なります、
それでも長年続く月1回の「坐禅会」は欠かすことはできません。
すがすがしい朝、早朝の田舎では喧噪は無い。
今日は新しい参禅者を連れてこられた人が。
このため、6時の梵鐘は老師でなくご住職が敲かれている様子。
老師は、新人に伝授のため基本からのお話し・所作の指導。
ベテランの仲間は梵鐘の音を聞きながら坐に着いている。
初歩の話は、足の組み方、姿勢・呼吸・心の置き処を
一気に語っていらっしゃるのがのが良く聞こえる。
一番心に残ったのは3つの要素でなく、
「坐禅をして何が起こるのか、なぜ座るのかは」
聞き耳を立てていました。
法界定印に結ん手のひらに置く、こころの持ち方、
「静かな世界の中で、たとえば無風の深山・清流、波も無く透き通り
底が見渡せるながれ、その下を覗くような静かな気持ち」
そして坐禅をする効果は
「ここで得た静かな心の持ちようを日常生活へ応用をすることです、
その手法はそれぞれまちまち、それはあなたが判じなさい」
とのお話しが印象的でした。
坐禅の全く経験ない人が一気にここまで聞いてどのように
感じられたのか興味深々。ここで少鐘3つ正式のスタート、
その後1烓が終わる鐘1つまで無言。
坐中の老師のお話がないと、なぜか長い時間に感ずるのは修行が浅い、カッ・・・。
早朝とはいえ、寒さ暑さはなく心地よい時間となりました。
この後、住まいの元禄区「区民ハイキングとバーベキュ大会」に参加予定。