「シラン」は、自生するラン科の多年草、
鉢植えでも庭植えでも育つ。
ランと聞くと栽培が面倒と思われがちですが、
丈夫で育てやすいランの入門草でしょう。
耐寒性、耐暑性ともに高く、育てやすい植物です。
冬には地上部を枯らして休眠期に入り、
春に再び芽吹きます。
かっては、九州日向の草原などに自生していた花。
花の色は、白色のもの、斑入りのもの、淡色花、
花弁が唇弁化した「三蝶咲き」などあるらしいのですが
我が家の庭では、
これ1種類のみ咲きます。
あまり開ききらないような感じに咲く。
花びらに波線が入るのは皆同じようです。
「こぼれ種子」でも繁殖するらしく、
植えた覚えの無い場所から芽が出ることもあり
庭では5カ所にも散逸しています。