幕藩時代の勝山藩主様は「小笠原侯」。
8代続いて、明治維新を迎えました。
当時の様子は、「武士社会の廃止」など大変な
混乱の時代で有ったと、読んでいます。
お殿様といえども、いいことばかりではなかったようです。
勝山藩は田舎の小藩。
廃藩置県後上京され、今は「直系家系の方は無くなった」と聞き及んでいます。
「歴代藩主・家族のお墓は立派に残っています」が、
菩提寺「開善寺」に住職も居なく、いわゆる「荒寺として残り」、
寂しい景色をかいま見ます。
ここへきて有力な家臣でなく、市内の有志により、
この寺院とお殿様を盛り上げようとの動き、
今回2度目の「殿様感謝まつり」が実施されました。
規模は「地域の有志の手つくり祭り」、
露店を出したり、講演会・しめ縄など
寒い雨降り日でしたが、それなりの人出でにぎわいました。
「開善寺」は、「荒寺?」住職も無く、
元江戸家老で有られた子孫が一番のリーダーのようでした。
なんとしても幕藩時代の殿様、
行政がお金を出し、建物を修復して歴史の遺品を集めての
大修理・改善をする事を望むばかりです、勝山市では最高の観光資源の筈。
島津藩・彦根藩など地方藩も、健在で裕福な地域もありますが、
うらやましい限りです。