「浄土真宗」では、この時期、家庭や寺院など
それぞれのレベルで豊作・家庭安全など
一年のお礼を開祖、親鸞聖人様へ報告する会が営まれます。
これを「報恩講」(当地言葉で「ほんこさん」)といいます。
寺院では檀家の婦人方が寄り合い「ほんこさん料理」を手作り
お参りの方々へ振る舞うのです
浄土真宗の仏事。
お斎は、地元の収穫物を持ち寄っての伝承レシピ、当然精進料理、肉やお魚はありません。
「がんもどきや厚揚げと野菜の煮物」「麩の辛し和え」「ぜんまいの白和え」「すこ」「煮豆」「おはづけ」「きんぴら・ゼンマイ」「おつぼ(小豆と里芋の煮もの)」等多彩。
数年前とは、上品なり形も小さなもの、今時に変化しています。
おつぼといわれる、「小豆煮」は、開祖がお好きだったとか、本当は分かりません。
それが昨日のお昼前、届きました、それも2人分も。
我が家の菩提寺では無いのですが、向かいのご縁で毎年この日に届くことになっています。
少額のお礼を持参人にお渡しすることになっています。
これも福井の郷土料理です。