
サッカー・女子ワールドカップドイツ大会は日本時間の10日準々決勝をが行われ、日本は3連覇を狙う開催国のドイツを延長の末、1-0で下す大金星で日本女子史上初の4強へと駒を進めた。
試合は0-0で迎えた延長後半3分、沢の右サイドへのパスに走りこんだ途中出場の丸山がディフェンダーと競り合いながらゴール左隅に決めて1-0とリード、その後のドイツの猛攻をしのぎきった。実況とその解説者の我を忘れた声が喜びをあらわしている。街の声はあと2勝を願っている。それは優勝ということになる。
そんな嬉しいニュースに喜んだかのような梅雨明けの空、明け方のうす曇りを跳ね飛ばし抜けるような青空になった。それだけではない、喜びの熱気は気温を遠慮なく押し上げる。人と自然の思いが何かひとつになったようだ。エアコンは遠慮気味にしクールタイをサポーターに使っている。
ドイツに勝利した「なでしこジャパン」、この愛称は大和撫子という日本女性の美称から名づけら、2004年のアテネ五輪からという。日本限定をあらわす大和でなく世界に羽ばたく日本女性という大きな願いが込められている。
日本時間14日の未明、豪州とスウェーデンの勝者と準決勝を戦うという。また暑い日になるのだろうか。
(写真:撮った方角には雲ひとつなく真っ青だった)