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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

被災者に気配りした越夏

2011年07月16日 | エッセイサロン
2011年07月16日 朝日新聞「声」掲載

 今年は福島第一原発事故に絡み、夏場の節電やエコが特に求められている。

 市民として取り組めるものはないかと考えるが、年金生活では節電商品を簡単に買い求めるわけにはいかない。先月、電機量販店の広告で、積み立てたポイントでも買える「冷蔵庫カーン」を見つけた。店に立ち寄ると、たくさんの人が品定め中だった。思いは誰も同じか。サイズは我が家のそれに同じ。ポイントで支払った。友人は結婚した娘のためにも買ったという。

 この商品の売り言葉は「扉の開閉時に冷気を逃がさないので、庫内の温度上昇を防いで電気代節約」。夏場、冷蔵庫の扉を開けると、中の冷気が漏れてきて、その気持ちよさもこれまたよく知っている。

 説明書通り取り付けた。扉を開けたとき、庫内の冷気漏れ出しは少し抑えられたかな、そんな感じはする。本当の効果のほどは電気料金が教えてくれるまでは不明。楽しみに待とう。

 先日、梅雨が明けた。さらに最高気温が上がるだろう。節電とエコ。どこまで達成できるのだろうか。東日本大震災の被災者のことを思うと、これまで以上の気配りをした越夏をしようと思う。
コメント (2)
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