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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

孵ったのはいるかな

2011年07月25日 | 自然 季節
           

モリアオガエルの卵、水そばの垂れ下がった小枝についていた泡のような白い塊、初めて見てからひと月たつ。カエルになったそれは見えないかと立ち寄ってみた。

泡のような白い塊は見えなかった。みんなオタマジャクシになり下の池に住みかを変えたようだ。オタマジャクシは少しも休むことなく、尻尾だけ左右にくねらせ池の底を動きまわっている。

周囲をゆっくり歩いてみたがカエルはついに見かけなかった。モリアオガエルは産卵の時期だけ水辺に姿を見せるという。オタマジャクシを卒業したら森の中へ移り住むというから、姿が見られないのだろう。散歩中のご夫婦に「何をしよってですか」と問われた。

訳を話すと「毎日、オタマジャクシは見ているが、カエルは見てない」と教えられた。「明日から気をつけてみよう」2人はそう言い残して城山登山道の方へゆっくり向かわれた。あの2人にカエルが見れたらいいな、そう思いながらきびすを返した。

(写真:彼らはいつモリアオガエルになるのだろう)
コメント (4)
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