日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

花水木のように

2013年12月02日 | エッセイサロン


 先日、「そろそろ8号の表紙関係を」と同好会のO代表から促され、もう1年が過ぎるのかとその速さを思った。「岩国エッセイサロン」では、毎年1月からの1年間に新聞掲載された会員の作品を同人誌として発行している。といえば何か発行の作業しているように聞こえるかもしれないが、収集・編集そして発行までのすべての手間はO代表1人で担われている。来年の1月発行がその8号にあたる。

 会員は、毎年1月の定例会で印刷が終わったばかりの同人誌の青色の表紙を開く。インクの匂いとともに1年間の作品の重さを感じる。同人誌の誌名は「花水木」、発行は「華美に走らず読みやすくしかも廉価」という実質面重視のコンセプトで作るという基本は創刊号から続いている。

 8号は100編余の作品が掲載されると思う。代表イジメの掲載は12月大晦日の掲載、何はともあれ1月中旬の例会日までの発行のために編集作業は後回しできない。といっても、投稿するからには1編でも多く載りたい、その気持ちを汲んで除夜の鐘を聞きながら、代表は印刷原稿に目を通されているのだろう、と思う。

 花水木の花言葉は「私の思いを受けて下さい」「公平にする」「あなたへの返礼」「華やかな恋」などやさしい気持ちを感じさせる。花とともに紅葉や実の美しさも楽しめる庭木としては優等生だろう。われらが同人誌も花言葉に負けることない花を咲かせ実をつけ編集者を喜ばせなければ、表紙の原稿を印刷しながら思っている。 
コメント
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