
雪国といえば白一色の世界を思わせるが、そこで雪と対峙しながら生活される映像を見ると、そこには瀬戸内では想像できない苦労が付きまとう。先日、北海道のブロガーの方がこう書かれていた。庭の排雪を業者に依頼した。4㌧トラックで20回分運搬した。家の前が広く明るくなり気分もすっきりしたとあるが、費用の記述は控えてあった。
勤務していた会社では北海道の勤務者には冬季手当てが支給されていた。暖房に要する燃料費用として金額は忘れたが支給があった。今はどうなっているだろうか。大阪万博のころ、北海道の叔母の家に行った。大きな灯油タンクが置かれ、室内はストーブを炊き、煙を床暖房に使って排煙していた。
私は寒くなると、食事のとき以外で熱いものが飲みたいときのために常備しているのは「しょうが湯」。どのくらい需要があるか分からないが、寒くなるとスーパーの棚は品薄になっている。同じ思いの人があるようだ。お湯があれば手軽に飲むことが出来る。喉を通ると生姜の効き目を感じる。安くて手軽で重宝している。
毎日が休日の年金生活だが、寒いからと閉じこもってばかりではいけない。冬でも多少は家周りの作業をする、運動にと散策をする、近くの店や病院には歩いていくなどそれなりに気をつけてはいる。そんな後での「しょうが湯」の一杯は実に美味い。これは酒好きの人の熱燗に値する。
(今日の575) しょうが湯のコップ両手で挟み飲む