日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

中洲の整備

2023年01月16日 | 地域

 「中州」といえば福岡随一といわれる歓楽街をイメージする。旅行や観光では欠かせない訪問の場所として知られる。課内旅行で1度だけ夕食後にホテルから徒歩で中州を散策したのは何十年も前、課員連れだって歩いたが、残念だがその時の記憶は残っていない。

 ここでの話はそんな中州ではなく、上流から流れてきた土砂などが堆積し、島のように陸地となった地形の中州。川の中にできた島といえる。このブログでも何度か書いてきたが、JR岩徳線の錦川鉄橋から下流の愛宕橋までのおよそ500㍍の遊歩道と並行し大きな広い中州ができている。年に何度かは大水で冠水する。

 この中洲の向こう側に錦川本流が流れている。遊歩道を歩きながら中州の茂る葦などの陰から飛び立つ野鳥の姿も散策の楽しみの一つだった。その中州の整備が定期的に実施され景観を保っていた。ところがここ何年も行われず、数㍍にも育った樹木が繁茂し、野鳥の声は聞こえず、川の本流も見えなくなっていた。

 昨秋は中州のススキが撮れないほど荒れていた。今冬の渇水期になり何年振りかに土砂撤去などの整備が始まった。工事終了期日まで全区間は無理だろうが、工事が次の渇水期に続けば中州はよみがえり、野鳥の姿も見れるようになるだろう。工事の済んだ個所を見ながらいろいろと思っている。こうした整備は景観だけでなく地域の安全にも寄与する。憩いの遊歩道が賑わうことを願っている。

 (今日の575) 中州には野鳥の住み家幾百も
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