日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

小さな体に

2023年01月12日 | 自然 季節

 新型コロナの感染第8波の終息は見えないまま、最新型変異株の「XBB・1・5」について報道がある。これまでのどの変異株よりも感染力が強く、免疫防御を回避する懸念が高いということは、接種したワクチンをすり抜けることになる。国内でも感染が確認されており心配という情報がある。こうした中で令和4年度の3学期が始まり児童らは登校している。蔓延しないことを願っている。

 3カ月もすれば児童らは1学年進級し、6年生は児童を卒業し生徒と呼ばれる。すると、小学校には新しい1年生が入学してくる。1年生の準備品の目玉はランドセルだろう。小さな体に大きな望み、というが、小さな体に大きなカバンと黄色いカバーを掛けたランドセルを見ながら毎年思う。

 冬休みの終わりころだった。4人ずれのランドセル購入一家を目にした。それは1年生になる女の子とその母親、女の子の祖父母。女の子はばあちゃんと選んでいる。外見に大きな差異は感じないが、何度も背負っては試している。後で見ると5万円から7万円くらい、2月から3月下旬にお届けと注記されている。

 そうか、在庫を置かない受注生産で無駄な経費を積まない、その結果価格を少しでも抑えるという店の配慮か、など思いながら眺める。6年間の使用に耐えるように作られているのだろうが、この大きさに教科書など詰めたらやはり1年生には重過ぎる。寒の中ではあるが店の一角に春を感じた。

 (今日の575) あどけない顔で色柄選びおり
コメント (2)
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