児童の登下校時に出会うと一段と運転に気をつかう。特に低学年、黄色のランドセルカバーを付けた集団には速度を落としている。下校時は多少気のゆるみもあるのだろう、連れと後ろ向きでしゃべりながら歩く子もいる。地方の広くない道幅では速度を落とさざるを得ない。楽しそうな様子を見ていると、いじめや登校拒否の無いことがわかる。
そんな児童らを守るため、地域のあちこちに「子供の飛び出しがあるかもしれませんよ」、そんな呼びかけの看板が掲示してある。特に細い道から広い通りへの場所に多い。通りなれていないよそからの人には安全運転の参考になると思う。同じことは自分がほかの街を通るときも感じる。
今日、3人の児童が自転車で通りかかった。寒さをものともせず下校後の遊び途中だろう。先頭の自転車が我が家の前の小さな辻で止まる、これにならい他も安全確認をして走り去った。みんなヘルメットを着用している。学校の申し合わせになっているそうで、昨年の市内の交通事故死ゼロもこうした気遣いから生まれたのだろう。
休日に幼い子の自転車練習に付き合う親をよく見る。我が家の前は小さな辻、四つ角になっており、「必ず止まり・左右確認し・出発」といことを教えている。小さな辻だが何件か事故も見ており、そういう意味では教える親にエールを送る。子どもの事故減少の辻になってほしい。
(今日の575) ハンドルを握れば子ども見逃すな