日々のことを徒然に

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吉香公園の一番咲き

2018年03月25日 | 自然 季節

 桜の開花宣を告げる気象庁職員の笑顔にちょっと緊張感を感じるのは、報道関係のカメラを意識しているのではと笑って見ている。早いところでは満開を告げられた名所もあり、列島の長さと場所により気候のことなることを思う。

 数年前になる。桜の一番咲を探して吉香公園をうろうろしていた。「桜探しか」と公園の清掃作業をしている人から声を掛けられた。「今朝、数輪咲いた」とその木の場所を教えられそこへ急いだ。その桜は堀のすぐそばに立っている。幹から伸びた太い枝は掘りの上に張り出し、そこから出た小枝に数輪咲いていた。ひとり占めとはこのことだろう。

 今年も、もうそろそろと気にしながらも雨や時間が作れなくて今日の午後やっと出かけた。途中、佐々木小次郎像を見下ろす場所に一枝咲いていたが、目的の場所まで桜の花は見なかった。一番咲きのその木には数十輪、もっと多いかもしれないが咲いていた。今年も一番咲の木に偽りは無かった。爛漫と咲く桜もいいが、咲き始めの清楚な容姿もまた格別に思う。

 一番咲に気づく人はいなかった。人出は多かったがスマホを見つめて歩く人が多く、公園を散策というより探し物でもしているように見えた。錦帯橋上流の広場には幾組もの花見の宴が開かれていた。錦帯橋袂の開花標準木の開花はもう少し後になりそうだ。明日は小学校の修了式、だんだんに賑わうことだろう。同好会の花見は4月5日、ひょっとすると錦帯橋畔は満開か。
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