日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

線状降水帯

2021年07月11日 | 自然 季節

 現れると大きな豪雨災害を引き起こすのは線状降水帯。最近は普通に使われる気象用語になっているが、この言葉を初めて聞いたのは7年前の「広島土砂災害」と記憶している。ある行事で地元記者クラブの取材を受けることになっていた。少ない記者数に「昨日の広島土砂災害取材で応援に駆け付けていて」と幹事社の説明があった。

 広島土砂災害の原因の一つになった豪雨の原因説明をTVで見た。豊後水道を北上した湿った空気が本土の山にぶっつかり、積乱雲が発生、これが帯状に連なって北上し広島県に豪雨をもたらした、そんな概要だった。この解説は、豪雨発生の後で、現象を検証分析したもので、解明の段階ではなかったのだろうか。

 今回の豪雨についてある気象予報士は「雨を降らせている雲の帯は5千㌔西方から続いている」、熱海の土石流災害の豪雨解説のとき説明していた。熱海の災害から一週間、昨日は朝から九州南部を走る線状降水帯の映像が昼過ぎまで流れた。熱海の災害、気象庁は市に直接電話で重大な事態の予測を複数回連絡した、が受け側が対応しなかったという報道、残念だ。

 写真は購読紙からお借りしたが、記憶している7年前の説明の図と似ている。暖かく締めた空気が流入→山や前線にぶっつかり上昇→積乱雲が発生し次々と発達→上空の風に吹かれて列(線状)になる→数時間雨を降らせる、と説明にある。現在は発生の速報だが、関係者は半日前の予報の開始を目指しているという。期待したい。当地は梅雨明けかと思う日和だったが、各地で大荒れの気象だった。
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廃止は寂しい

2021年07月10日 | 回想
 

 突然ですが、貯預金を引き出すときはその通帳と登録した印鑑を持参、支払伝票を書き押印し窓口へ出す。しばらくすると現金と通帳が手元に返って来る。これか効かなくというか普通でなくなって何十年、やがて貯預金通帳も廃止されるという。多方面から収入があり、支払いも多岐にわたる現代人には、スマホかカードがあれば現金を手にしなくて生きていける。

 今の収入は長年の勤務の果てに資格獲得、受給となった年金のみ、手元で確認しながら日々使っていくことが安心だし、特殊詐欺に支払う金など持ち合わせていないこともすぐわかる。それでも、集金制度が次第に振り込みにかわり、集金が続いているのは年1回の自治会費の徴収くらいになった。そのために何件かのIDやパスワードの設定が必要になった。

 これらはネットを利用すれば避けられない手続きとなるが、忘備録として残している。先日、ある問い合わせをしたら、久しぶりの使用なので確認事項を求められた。それは手続き時にした「最初に購入した車種」の問いへの答えだった。すっかり失せていたが忘備録に残していて、すんなり済んだ。

 ATMの使用料が値下げの方向に進んでいるらしいが助かる人も多かろう。ATM使用に慣れないころの話し。通帳がいっぱいになると窓口で手続きしていた。ある時、ATMがガチャガチャという音に変わった。驚いて見ていると通帳発行中いう表示に見入っていると新旧2冊の通帳が出てきた。そんな進歩は過去、今は窓口の担当者と同じことをこなす。ついていきにくい時代になったものだ。
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記録的短時間大雨情報

2021年07月09日 | 生活・ニュース

 梅雨前線の影響により各地で災害が発生。静岡県熱海市では大規模な土石流により大きな被害が発生、ぐずついた天気が邪魔をし救助隊の活動も思うに任せない。多くの人が亡くなられ行方不明者も発生した。心からお悔やみお見舞い申し上げます。熱海駅は出張で何度か乗降したが、海に近い駅の印象が残っている。

 梅雨前線は列島の上から移動せず。今朝、7時半過ぎころ雨足が強くなった。経験から時間雨量は30から40㍉くらいと思いながら、スマホの雨雲を記録した時間は7時55分(写真)。そんな中、児童らはいつもの様に登校をしていった。8時半までの1時間で100㍉の降雨量を観測した「岩国市美和地域に記録的短時間大雨情報」という速報がTVで流れた。

 速報後の雨足は少し弱くなっていた。雨雲の領域をコピーしたのは大雨情報の真っただ中のことになる。場所は市内北部の山間部で、岩根栗の産地でよく知られた町。知人の市議にラインで問い合わせ、「凄い雨でしたが大丈夫です」と返ってきたのは時間が経っていた。おそらく議員として駆けまわっていたのだろう。

 これまで各地の「記録的短時間大雨情報」はニュースとして見ていて、その雨足の凄さには驚いたいた。数時間いや2時間も続けばここらは山から離れていて土砂災害は免れるが、側溝は溢れ狭い道は川のような流れが起きる。同じ町内で床下浸水が発生したようだ。梅雨末期は要注意、大雨の「警戒レベル4と3」交互に出ている。予報では明日も雨への警戒が必要という。朝顔が雨に押しつぶされジョロ形に咲けない。
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その名はいつ教科書に

2021年07月08日 | 生活・ニュース

 広島カープフアンからのこんなメッセージが載っていた。「カープのスカウトさん、大谷翔平選手のような選手を発掘してください」、真のカープフアンはもとより、カープを応援する人らは現下の戦績からすれば思いや願いは同じだろう。投げても、打っても、走っても、グランドマナーも大リーグでずば抜けている。リーグ前半で32本塁打、TVでは「ゴジラを抜く」という見出し。

 野球素人の私にその技術を論ずることはできないのだが、大谷選手がホームランを打った映像で気づきがある。その映像はセンター後方のカメラが映し出すもので、球をバットの中心で捉えている。バットは円柱、ボールは円球、したがってバットとボールが接するのは点でしか考えられない。その点で捉えて弾き返せばホームランになる。

 大谷選手のホームラとなった打席のンシーンを見ると、振りぬいた瞬間の姿勢に力みを感じない。スピードはあるが軽ぁるくバットを振っているように見える。そこには鍛えた筋肉と練習の成果があるのだろうが、間単にホームランを打っているように見える。どこまで記録を伸ばせるのか楽しみだ。

 その大谷選手が100年前の大リーグ「ベーブルース」選手と対比して記録が注目されている。詳細は忘れたが、ベーブルース選手については、小学校5年か6年ころの国語の教科書でその名選手を知った。して見ると「大谷翔平」の名がいつか教科書に載るかもしれない。それも日米両方の教科書に、それははいつだろうか。(写真はネットより借用)
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生き物

2021年07月07日 | 生活・ニュース

 これまで飼育した経験のある生き物はイヌ、ニワトリ、ウサギ、メダカくらい。犬は2回というか2匹、鶏と兎は子どものころでどちらも数羽、メダカは20年くらい前で多い時は数十匹くらいいた。鶏や兎は学校が長期休みのときの絵日記のためだったかもしれない。犬は捨てられていたのを飼い始めた。

 熱心に飼育した思いはあるが、飼われる方はどう思っただろうか。2匹目の犬は息子が園児の頃で「世話をするから」ということで、家の入口に置かれていた生まれたばかりのスッピツの雑種だった。それから3年、突然、異常になり獣医の手当ても及ばず、息子の手の中で息を引き取った。息子の涙を見て成長を感じた。それが最後の飼育になった。

 最近、飼育中の大きな蛇が行方不明になりその地域を騒がせ、ワイドショーの好む話題提供をした。無事捕獲されてほっとしたが、ジャングルにいるような生き物に町中で出会ったらどうするだろう。ニュースではそんな生き物も飼育対象になるの、と驚くもの知らずの自分にあきれる。遅れているのだろう。

 先日、川沿いの遊歩道で、並行するジャングルのように荒れた中州の茂みから現れた一匹の亀に出会った。グーグルレンズで確認すると「ミシシッピアカミミガメ」と表示される。ネットを覗くと、「外来対策種」(環境省)らしく、駆除の自治体もあるとか。錦帯橋の下流約1㌔ほどのところ、どこからきてこれからどこに行くのだろうか、2分余りの対面では聞けなかった。次に出会ったらよく観察してみる。
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もぶり

2021年07月06日 | 回想

 今日は祖母の69回目の命日。墓掃除は数日目、雨の合間に済ませておいたが、今朝は幸いに梅雨の晴れ間となり、朝一番の仕事として墓参りを済ませた。祖母は自宅療養だったが苦しんで家族の手を煩わせることはほとんどなく、誰に心配をかけることもなく彼岸へ旅立った。葬儀は自宅葬で近所の人に見送られ出棺した。

 今朝、「おばあさんの好きだった『もぶり』をお供えしよう」と妻が言う。祖母は「もぶり」が好きだった。亡くなった日の夕食は「もぶり」を作る仕度がしてあった。残念だが祖母は口にすることなく浄土へと旅立った。浄土真宗では仏前へのお供えを引かうように聞いているが、命日くらいはといつもの様に我が家の「もぶり」お供えした。

 「もぶり」は方言で「もぶる」が変化したという。その元は「もぶる」の混ぜるからきている。ちらし寿司はすし飯の上に具を綺麗に並べるが、「もぶり」はすし飯と具を混ぜ合わせてもので「もぶり飯」とも呼ばれる。見た目はちらし寿司の方が上等に見えるが、我が家でなぜかちらし寿司が膳にのった記憶はない。その日は茶碗飯でなく皿飯だった。

 皿に盛られたお供えのもぶりを祖母は味わっただろう。昔の味を記憶していないが今風に変わっていても喜んでくれたと思う。祖母が手放さなかったのは、煙草の葉を細く細く刻んだ「きざみ煙草」を吸う煙管。煙草を吸ってなくても煙管を握っていた。煙草に興味などない子どもころだが、何故か記憶にある。
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勤務中ですから

2021年07月05日 | 回想

 最近のテレビドラマは警察や医療関係のものが多い。医療ものでは医療界の常識を外れたスーパードクターと新技術、時には未来の技術も登場し、快適な展開で進む。警察ものは内部の権力争いを中心に展開する一方で、こちらも警察というイメージ外れのデカさんが難問を推理して事件解決を見せる。

 抱いている警察や医療の現場とは異なるが、防犯カメラ、スマホ、パソコン、鑑識と手際よく進む。そんなドラマを見ると思い出す。1964年の東京五輪大会開会式の少し後だった。23時までの勤務を終えバスを降り、右側を歩いて帰宅中、後方から来た自動二輪車にはねられた。加害車は逃走したが、記憶していたナンバーと転倒時に折損したスッテップを事故現場で警察に伝えた。

 手当を受け帰宅して就寝したのは深夜になっていた。今でもはっきり記憶しているが午前4時に若い制服警察官が来宅。ひき逃げ犯の逮捕状請求のため改めての事情聴取だった。犯行を否認しているので急ぎ手続きと聞いた。聴取中、母が湯呑でお茶を出した。「有難うございます。私は勤務中ですので」と聴取を続けた。早朝の来宅を詫び、結局湯呑には手をつけないで帰署した。

 警察はひき逃げした二輪車を深夜に割り出した。ステップの折損跡はぴたりと一致したが否認したという。私にすれば数時間の早業に思える。1年延期の東京五輪開会式が近づき、ドラマのコーヒーなどうまそうにご馳走になるシーンと見比べている。時代は違うが、元警察官の知人が「お茶一杯が命取り」という経験談を思い出す。
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ヒルガオ

2021年07月04日 | 自然 季節

 散歩の道沿いで朝顔(アサガオ)が咲き始め、早く梅雨明けにならないかと湿度の高い空を仰いでいる。知り合いの女性が「朝顔」とは絶対に書かない、それは広辞苑の責任という。、開いて見ると朝顔の①の意は「朝、起きたままの顔」、気持ちは分からないでもないが、いやな思い出や出来事があったのかは聞いてはいない。

 遊歩道の一部に、高さが3㍍以上もあろうかという雑草や小木が重なり合って緑の壁状態が続く個所がある。以前はよく手入れされていたが、ここ数年は自然のままになっている。そんな荒れた緑の中になんとも清楚な感じで淡紅色の昼顔が2輪咲いていた。どこから飛んできたのか、花に疎い私も感動、砂漠のオアシスといった姿だ。 他にないかとヒルガオを探したが、見つからなかったので、またの日ということにした。

 花に感動しても汗は出る。汗をかき新陳代謝を促す散歩も無理しない程度でコントロールしている。帰宅してシャワーを浴び、すっきりすると冷たいものが欲しくなる。たいてい冷たくしたお茶かサイダーを飲み、ひと休みする。コロナ感染を考えマスク着用で散歩しているが、結構な負担になる。人のいないところではあごマスクで息をする。

 アサガオとは少し違い、ヒルガオは名前のとおり、昼間に開花し夕方にはしぼむ。晩春から秋まで長い間咲き続けこれもアサガオと違う。先の雑草の中にも白や黄などの花が雑草を押しのけるようにして顔を覗かせている。次の世代へ引き継ぐためには雑草であろうとコロナであろうと問うてはおれない。生き継ぐ力も感動する。 
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見えればいいが

2021年07月03日 | 地域

 空母艦載機の岩国移駐で在岩米軍関係者の人口は増え、基地関係者の私用車は増加した。基地関係者の運転免許は公安委員会から発行されたものではないこと、米国との交通ルールの異なりからひやりとしたことは何度もある。日本国内の交通規則やルールの指導は受けていると思うが、しっかり徹底して欲しい。

 我が家の近くにも基地外に居住する数家族が住んでいる。ほとんど顔を合わせることはないが不思議なことがある。コロナ禍でもあり国内で広まったテイクアウト、彼らは得意なことかもしれないが、その受け取り場所が何故か我が家の前。屋敷ぎりぎりに立っている電柱を背にして立ってピザの届くのを待っている。

 住んでいる地域は、城下町時代からの道幅の狭く迷路のように曲がっている。そんな道に彼らの車が入って来ると動きが取れなくなる。何度か出くわし、誘導したこともある。注意喚起として白地に赤文字の立看、上部に「Narrad road ahead]」と書かれているが、運転者が気づくことを祈る。

 艦載機移駐以降、市内の電光交通表示にも英文の標示が増えた。私は英語に弱く、表示板の確認をできないで通りすぎている。英語に堪能な方に聞くとその表示には首を傾げることが多いという。表示でせっかく伝える交通安全の内容、間違いなく届く英語表示で伝えて欲しい。
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散髪店

2021年07月02日 | 生活・ニュース

 伸びた髪を切ってもらうことを「散髪」、子どもの頃からこう呼んでいる。今も「散髪に行ってくる」と言って出かける。子どものころから世話になった散髪屋は高齢ということで閉店になり通えなくなり、今、世話になる散髪屋は子どもころから数えて2軒目、もう10年にもなるだろう。地元ごひいきもあるが、近くて店主の人柄がよく、清潔な好きな店なので世話になっている。

 昔から思っていることだが、散髪屋には町中の情報が集まる。ご時世がらコロナワクチン接種、思いのほか皆さんはスムーズに接種出来ていて、ひどい副作用の話しは聞いていないという。運転免許返納を子どもに進められている95歳の一人暮らし男性は矍鑠とされていて、子どもの意をくむ様子はない。ああなりたいと思う、ハサミを使いながら生き方を語る。

 特殊詐欺の話しから、「被害にあう人はニュースなど見ていないのだろうか」と気遣っている。現金を使わない現代の通貨の流れを気にする来店者は多いそうだ。昔は集金人が来宅、新聞、電気、プロパンガス、国民年金、ラジオ、水道。思い出せないくらいある。直接支払っていた。こうした人らが今でいう高齢者の見守り役になっていた。これだと特殊詐欺は起きないだろう。

 散髪、してもらっている時はマスクを外している。出来るだけしゃべらないようにしているが、店主は話し好き、背中越しの会話は顔を剃り始めるまで続く。近くで何軒も閉まった。高齢化、客数の減などその訳はいろいろだろうが、組合でも若手の方という店主、長く続けて欲しい。
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