AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

渡辺麻友のデュエット曲を振り返る。(ときめき研究家)

2020-06-07 14:41:18 | ときめき研究家
まゆゆが他のメンバーとデュエットした曲でCDに収録されているのは4曲だと思う。

『姉妹どんぶり』(浦野一美とのデュエット)2012年(過去記事1過去記事2過去記事3
この曲の素晴らしさについては、折に触れ、何度も記事にして来た。タイトルこそ品がないが、1人の男を好きになった姉妹の細やかな機微を描いた快作である。平嶋夏海のグループ脱退で急遽実現した浦野とのデュエット作品。平嶋には悪いが、その偶然がなければこの世に生まれなかった作品だったはずで、奇跡的な名作と言える。生で披露されたのは渡り廊下走り隊の解散コンサート時の1回きりだと思う。

『アボガドじゃねーし』(指原莉乃とのデュエット)2012年(過去記事
まゆゆと指原、タイプは違うが、プロ意識の高いことでは共通点のある2人だと思う。「まゆゆのアイドルオーラで指原まで可愛く見えてくる曲」とは小林よしのりの名言。聴くと楽しくなる曲で、いろいろなメンバーが歌ってきた人気曲だ。まゆゆの卒業コンサート、指原の卒業コンサートの両方で披露された。

『クリスマスイブに泣かないように』(宮脇咲良とのデュエット)2015年(過去記事1過去記事2
最初に聴いた時は、2人の声が聴き分けられなかった。クリスマスの前に別れる男女の歌だが、淡々とした中に悲しみが伝わる佳曲だと思う。

『悲しい歌を聴きたくなった』(柏木由紀とのデュエット)2017年(過去記事
盟友柏木とのデュエット曲がずっとなかったが、卒業直前にこの曲があってよかった。グループ内でも歌が上手い2人だけに、お互いの個性をぶつけ合うような、もっと難しい曲も聴いてみたかったが、もちろん落ち着いたこの曲も好きだ。まゆゆの卒業コンサートで1回きり披露された。
まゆゆは芸能活動をきっぱり辞めたわけだが、柏木の卒業コンサートがいつかあるとすれば、その時は一般人として駆け付けてくれるだろうか。

4曲とも味わい深い曲だ。まゆゆの声は特徴的で存在感があるが、どのパートナーの声とも喧嘩せず、美しく調和している。

4曲からベスト3を選ぶのも何だが、一応、1位はダントツで『姉妹どんぶり』、2位は『アボガドじゃねーし』、3位は『悲しい歌を聴きたくなった』としたい。

番外として、CDにはなっていないが、第6回AKB紅白対抗歌合戦で、ゲストの井上芳雄とデュエットした『A whole new world』を挙げておきたい。ピアノ伴奏だけで、朗々と歌い上げたパフォーマンスには感激した。歌唱後に井上芳雄が「いつでもミュージカルの世界にいらっしゃい」とコメントしたのは半分社交辞令だったかもしれないが、その2年後に、まゆゆは『アメリ』で本当にミュージカル主演を果たしたのだ。
コメント (1)
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