a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

空のボトル

2010-09-13 18:36:31 | 東京公演
いつも通り、
バタバタと公演初日を迎え、
翌日がマチネ公演だと、
ここまであっという間に過ぎていきます。

おかげさまで、
手ごたえのあるお客さまからの感想をお聞きしたりして、
ほっと、したりしています。
公演は20日まで続いております。
まだまだ余裕のある公演日もございますので、
少しでも興味ある方は、
楽しんでいただけると思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

いくつか当日アンケートをご紹介したいと思います。

むずかしい話だと思った第一印象にもかかわらず、
あっという間の3時間で、
とてもシンプルな話のように感じたのは、
演出の力なのでしょうか。
演技の力なのでしょうか。
ややこしく考え精神病になる小市民の姿が、
なんとなく、ネット社会の日本と重なりました。
そして私自身もそうなのかもしれません。
23歳 女

前半ちょっと退屈だったけど、
ラストに向けてすごくなった、
引き込まれた。
チェーホフの世界だってわかりました。
三角関係、かなえられない恋、不協和音がすさまじく、
ウズ巻いていた。
物凄い感情のエネルギーでした。
49歳 男

たった3公演しか観ていないので、
確かな事は言えませんが、
今回の公演は一番良いと感じました。
こんなにもすばらしいものをやっているのかと思うと、
益々好きになりそうです。
79歳 男

伊藤さんの演技に風格を感じた。
この劇に出ている人々を役者というのでしょうね。
51歳 男



この芝居、
お酒を飲んでいるシーンが多いのですが、
こう暑い日が続いていると、
若干うらやましくなったりしています。


でも、
小道具係はたいへんそう。
上演中のロビーでは、
出番を待っているワインのボトルたちが干されておりました。


そうそう、
今回の音楽担当をしてくださいました川本さんが、
ブログでも紹介してくれています。
そちらもぜひ、覗いてみてくださいね。
違う角度からのお話なので
ちょっとおもしろいです。

http://blogs.yahoo.co.jp/satorutmkkwmt/folder/371690.html