a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

無実な日々 …12

2014-08-29 12:49:37 | 東京公演
2014年8月26日



無実

14

みんなで

「ここでほぼ一時間立ち往生。
わたしは一時間半。
よりによってアウトバーンの高架を選びやがった。
よりによってアウトバーンの高架、
よりによって通勤ルート。
通勤ルートのど真ん中。
見てみろよ、
おい、こりゃあ、
少なくとも、
三方向から、
何キロか数珠繋ぎだ、
一台に一人しか乗ってないとして、
全部で、
ざっと、
一万九千人がとばっちり…」



菊地尚子/振付、熊地勇太/音楽による、コロスのシーン。
自殺しようとしている人のために通勤ラッシュの高速道路は大渋滞。

奥秋さんはパンフレットと格闘してくれている。
わたしは校正。
衣裳部屋は稲村女史の指導のもと衣裳を手伝う女優陣。



舞台監督はモノを探して駆け回り、
舞台監督助手の若者たちが小道具に取り組んでいる。
稽古場には照明の大鷲さんと効果の勝見さんが。
そして、延々と、稽古、稽古、稽古…





無実 UNSCHULD
Dea Loher作 Yosinori Kouke演出 Reiko Miwa訳
9-11-21 ブレヒトの芝小屋
★9/15アフタートーク 三輪玲子×公家義徳




東京演劇アンサンブル
制作:小森明子

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


東京演劇アンサンブル 創立60周年記念公演2
無実



デーア・ローアー/作
三輪玲子/訳(論創社刊『無実・最後の炎』より)
公家義徳/構成・演出

音楽/坂上真清 熊地勇太
舞台美術/池田ともゆき 
照明/大鷲良一 
映像/高橋啓祐
衣裳/稲村朋子
音響/勝見淳一
振付/菊地尚子
宣伝美術/久保貴之 奥秋圭
舞台監督/入江龍太
制作/小森明子 太田昭


2014年9月11日 (木) ~2014年9月21日 (日)
9月11日(木)19:00
9月12日(金)19:00★
9月13日(土)14:00
9月14日(日)14:00
9月15日(月)14:00
9月16日(火)休演
9月17日(水)19:00★
9月18日(木)19:00
9月19日(金)19:00
9月20日(土)14:00
9月21日(日)14:00

チケット料金
前売:一般3,800円、学生3,000円(税込)
★=Low Price Day=2,500円
当日=4,500円
東京演劇アンサンブルwebチケットセンター

会場 ブレヒトの芝居小屋


アフタートークのお知らせ

各日、公演終了後に行います。
チケットの半券をお持ちであれば、
どなたでもご参加いただけます。

9月15日(月・休)
三輪玲子=訳×公家義徳=演出




出演
エリージオ (黒人の不法入国者) 大多和民樹
ファドゥール(黒人の不法入国者)  小田勇輔
アプゾルート(盲目のダンサー)  永野愛理
ミセス・ハーバーザット(身寄りのない女)  志賀澤子
フランツ(遺体処置係)  尾崎太郎
ローザ (その妻)  奈須弘子
ミセス・ツッカー(ローザの母)  真野季節
エラ (老いゆく女性哲学者) 原口久美子
ヘルムート(その夫、金細工師)  篠澤寿樹
殺された少女の父 竹口範顕

殺された少女の母 町田聡子
自殺者1 篠原祐哉
自殺者2 熊谷宏平
若い男の医者 三木元太
大統領 本多弘典

東京演劇アンサンブル
TEL:03-3920-5232
FAX:03-3920-5232
tee@tee.co.jp