Nato諸国防衛費増額とか

BBC Trump Nato spending claims in dispute 12 Jul 2018

「Welcome to Trump world. His press conference at Nato ranged from bluster to the bizarre but there is no doubting the president has had an effect.」
「Just as with his summit in North Korea, reality appears to be what President Trump decides it to be.」

　米国の実力あってこそのえぐい権力政治、とは言えば言えようが。それでもなお、米国大統領に力があるということ、その要求が絶対的に正義に反するとまではいえない―西欧諸国もそれなりに屈服せざるを得ない内容ではまああるというあたり、また、ともかく停滞していたものが動くだけは動いたというあたり、認めるべき点はあろうなあと思っておく。

　やり方は下品といいたくなるひとも多かろうが、あれはあれでそれなりの支持は得られてはいるようである。

要するに誰が周りにいようがトランプのやっていることはテレビ見ながら「俺の方がまともな政治をする」と息巻いているおっさんが、そのまんまホワイトハウスでその「まともな政治」を実行しているということなんだろう。その「まともな政治」を実行させられているマティスは可哀想でならないが…。

— Kazuto Suzuki (@KS_1013) 2018年7月10日

　…まあそんなもんだろう、すくなくとも一面は。まあ、トランプ嫌いのひとびとは、トランプにそっくりであるが故に同属嫌悪で彼を嫌うのだと私はおもっている。規範定立的意志の持ち主とでも言おうか、そんなたぐい。その欲求が満たされず、自分の鏡像（というのも、実のところ先方に失礼だろうが）がうまいことやっているせいで憤懣やるかたないという類。

マティス国防長官は意思決定のループから外されており、トランプは彼の話に耳を貸さなくなっているとのこと。いよいよ最後の「大人」もトランプを止めることは出来なくなったか…。 https://t.co/WCtoOB1DDG @nbcnewsさんから

— Kazuto Suzuki (@KS_1013) 2018年6月25日

　いままでもっただけえらいというか、これでマティスがほんとにはずされれば…などと。