空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

学生指導案件:小2の暴力事件のメモ(2)

2017-12-19 20:32:39 | ノート
 午前中にメモした件(2017-12-19 10:44:48)だが、流石にモノがモノなので大新聞の報道も出ていた:

毎日新聞 小2がバットで職員殴打、聴力後遺症 兵庫 毎日新聞2017年12月19日 10時32分(最終更新 12月19日 17時43分)

関係者によると、男児は勤務中の職員を突然殴り、職員は倒れて意識がはっきりしない状態で同僚に発見された。耳や首を損傷し、片耳が聞こえず、めまいが起きる症状が続いている

 内容は他の先行報道と同様。

時事 小2男児を児相通告=バットで児童館職員殴る-神戸 2017/12/19-14:42

 非常に短く事実関係のみ伝える時事。まあここはいつもそんなものだろう。

MBS 小2男児が児童館の女性職員をバットで殴る 右耳に後遺症 更新:12/19 19:37

 毎日系列

バットは少年野球で使われるポリウレタン製で、男子児童は公園で野球はできないと言われたことへの不満からバットを振り回したということです

 これは新情報。まあ、傷害案件だし、通報待ったなしは変わらない。ちゃんと暴力の抑制ができるように育ててないとダメだよねとかいうこともあるし、そりゃ「警察は傷害の非行内容で児童相談所に通告した」とか、問題まったくなしと見る。

今年5月、市内の児童館に勤めていた20代の女性職員が子どもたちと公園に向かっていた際、小学2年の男子児童に後ろから突然、バットで右後頭部を殴られました。女性はすぐに他の職員に連れられ病院へ向かいましたが

 先行報道だと、倒れてちょっと放置状態だったか(ほかの職員が事故発生から多少の時間、気付けない状態だったか)と疑われるように思ったが、手当てが遅れたわけではない、と言うことで、この点はよかった。
 だが、即座の対応が出来たにも関わらず後遺症ガッチリきてるので、やっぱり警察さんとの相談案件だということはむしろ強化される。

産経WEST 児童館で小2男児が女性職員の首をバットで殴り後遺症、傷害で児相通告 被害届に「なぜ小学生を追い詰めるのか」と逆非難… 2017.12.19 11:30

 情感たっぷりに謳いあげる産経スタイル。

女性は今年5月下旬、勤務していた児童館で、男児に突然、施設にあった少年野球で使われるようなバットで後ろから首を殴られた。女性は意識もうろうとなり、約1週間入院。退院後、右耳がほとんど聞こえなくなり、自律神経を損傷した影響で突然めまいを覚えるようになったといい、12月に再度入院し治療を受けるなどしたが、完治は難しいという

 負傷の程度、入院の期間など、まあたっぷり書いてある。

10月、教育関係者が集まる交流会に出席すると、事件を「単なる事故」と切り捨てられ、「児童が感情をむき出しにするのはむしろ良いこと」「小学生をなぜそこまで追い詰めるのか」と、被害届を出したことを逆に非難されたという

 感情表現が豊かなのはよいことだが、それを他者への物理的・心理的攻撃行動に表し、損害を与えた場合はもちろんそれなりの対応をする。単にそれだけのことだ。

文部科学省が行った平成28年度の問題行動・不登校調査によると、全国の小学校で児童の暴力行為は約2万3千件発生。うち「対教師暴力」は3628件にのぼる。これに対し、警察や児童相談所などが何らかの措置をした児童は219人と、暴力行為全体の約1%にとどまっている

 後続箇所に「教育現場であっても、『暴力は犯罪』という認識がもっと広がるべきだ」と被害者はいう。当然のことで、だからこそイジメもきちんと摘発できるようになる。

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