BLOGOS 小沢一郎・山本太郎が存在感を示すチャンスは今しかない 天木直人2015年02月03日 08:12
「これほど安倍中東外遊の大失策が明らかなのに、そしてその大失策が招いたイスラム国との戦いが日本を滅ぼそうとしているのに、どの野党も野党政治家も、安倍首相を追及できない腰砕けぶりだ。そんな中で、正面から安倍批判をしている政治家がいる。それが小沢一郎と山本太郎だ」
無駄な改行が多く、すかすかで読むのも苦労するが
「我々一般国民がそんな批判をしても効果はない。潰されて終わりだ。しかし、国会議員は違う。国会議員が動けばメディアは無視できない。国会議員は一般国民にない大きな特権に守られており、その国会議員が潰される場合は大きな政治的反響を呼ぶ。国会議員はただでは潰されないのだ。国会議員を潰せば権力側も返り血を浴びるのだ」
そんな「ただでは潰されない」心意気がどんな風に権力側に返り血になり、メディアがどのように無視できなかったかというと:
日刊スポーツ 「生活-」山本太郎代表がNHKに抗議 2015年2月3日23時30分
「「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎代表は3日、会見し、今月1日にNHKで放送された「日曜討論」に出演できなかったとして、同局に抗議したことを明らかにした」
我々の発言の機会を奪う等という、なぜこのような言論弾圧がなされたのか! と追及すると:
「同局側は、政党要件(国会議員5人以上)を満たすことに加え、「直近の総選挙での得票総数が、有効投票の2%以上」が必要とする、同局独自の出演条件を示したという」
意訳:「泡沫政党に用はない」「反権力ってことなら、最近躍進された共産党さんが頑張ってくれますよ」
「小沢氏も「NHKがどういう思惑なのか知らないが、山本さんには、『NHKに行って、どやしあげてこい』と伝えた」などと述べた」
行ってけんかして来い、という威勢のいい激励であるが:
スポーツ報知 山本太郎、小沢一郎両代表「日曜討論」呼ばれずNHKに抗議 2015年2月3日18時7分
「山本氏は「公職選挙法では、いずれかの条件を満たせば、政党の要件となっており、根底には明らかに局の思惑がある。民放なら分かるが、公共放送ですから。我々の党にも、支持者はいるんです」と、NHKが「生活―」を“排除”したと指摘。山本氏が局まで足を運ぼうとしたところ「来てもらったら困ります」と言われたことも明かした」
けんかして来なかったっぽい。
それで、記者会見を開いて、それに来てくれる人たちに思いのたけを述べる。
まあ言論で戦う立場の人として相応しい行動であるのは確かだが、一般人でも官邸前で歌って踊るくらいの直接行動をするわけである。してみると、国会議員にはいま少しパフォーマンスを期待してもいいかもしれない。みずぽんだって寒い中、歌って踊る会に出席したそうだし。
でまあ、2/3の報道だというのが光るのであって、同日朝の天木先生のお言葉にこうある:
「イスラム国との戦いに米国と一緒になって突き進もうとしている愚かな安倍首相を政権の座から引きずり降ろすことは、日本の将来の為にこれ以上ない重要な政治使命なのである。もし、それが出来なければ、山本太郎は、人の言葉を聞きかじって受け売りするだけのアジテーターだ」
「もし小沢一郎が行動を起こさなければ、今度こそ小沢一郎は、政党助成金欲しさで山本太郎と野合しただけの政治屋で終わってしまう」
そりゃまあ、たった2名で政権交代なんかできるとしたら、クーデターとかしかないわけで。
だから天木先生のおっしゃるところは、首相を引き摺りおろすほどに『マジになって仕事しろ』というだけのことであろう。もう少し、世論か国会議員集団内の同調者を増やせるような行動をしろ、と。
で。「もし、それが出来なければ、山本太郎は、人の言葉を聞きかじって受け売りするだけのアジテーターだ」「小沢一郎は、政党助成金欲しさで山本太郎と野合しただけの政治屋で終わってしまう」という言葉が辛く上掲2スポーツ新聞記事中の2名の政治家に圧し掛かる。
いまや往年の「さくらパパ」並みのネタ国会議員枠に押し込められつつある現状である。
日々の新聞を、ときおりにぎわしてくれる程度という扱いである。
そんな彼らに天木先生は、本気ならもっと仕事できるはずだ、お前たちはそんな程度の存在なのかよ、と修造エールを送るのである。もっと熱くなれよ!と。そしてここに、熱くなれずわだかまる二人の姿がみられる。
こうした姿をどう評価するかは各々の判断だろう。見る目の曇った元外交官、引き際を誤った敗残者、マリオネットにもなれないピエロ未満―彼らに対する反対者はそのように見るかもしれない。
しかし、彼らに寄り添おう―支持しよう―としても、いかんせん、彼らの(少なくとも、現在の)能力不足、ないし影響力不足は否めないだろう。ここが彼らの支持者にとって真に悲しむべき点だ。
「これほど安倍中東外遊の大失策が明らかなのに、そしてその大失策が招いたイスラム国との戦いが日本を滅ぼそうとしているのに、どの野党も野党政治家も、安倍首相を追及できない腰砕けぶりだ。そんな中で、正面から安倍批判をしている政治家がいる。それが小沢一郎と山本太郎だ」
無駄な改行が多く、すかすかで読むのも苦労するが
「我々一般国民がそんな批判をしても効果はない。潰されて終わりだ。しかし、国会議員は違う。国会議員が動けばメディアは無視できない。国会議員は一般国民にない大きな特権に守られており、その国会議員が潰される場合は大きな政治的反響を呼ぶ。国会議員はただでは潰されないのだ。国会議員を潰せば権力側も返り血を浴びるのだ」
そんな「ただでは潰されない」心意気がどんな風に権力側に返り血になり、メディアがどのように無視できなかったかというと:
日刊スポーツ 「生活-」山本太郎代表がNHKに抗議 2015年2月3日23時30分
「「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎代表は3日、会見し、今月1日にNHKで放送された「日曜討論」に出演できなかったとして、同局に抗議したことを明らかにした」
我々の発言の機会を奪う等という、なぜこのような言論弾圧がなされたのか! と追及すると:
「同局側は、政党要件(国会議員5人以上)を満たすことに加え、「直近の総選挙での得票総数が、有効投票の2%以上」が必要とする、同局独自の出演条件を示したという」
意訳:「泡沫政党に用はない」「反権力ってことなら、最近躍進された共産党さんが頑張ってくれますよ」
「小沢氏も「NHKがどういう思惑なのか知らないが、山本さんには、『NHKに行って、どやしあげてこい』と伝えた」などと述べた」
行ってけんかして来い、という威勢のいい激励であるが:
スポーツ報知 山本太郎、小沢一郎両代表「日曜討論」呼ばれずNHKに抗議 2015年2月3日18時7分
「山本氏は「公職選挙法では、いずれかの条件を満たせば、政党の要件となっており、根底には明らかに局の思惑がある。民放なら分かるが、公共放送ですから。我々の党にも、支持者はいるんです」と、NHKが「生活―」を“排除”したと指摘。山本氏が局まで足を運ぼうとしたところ「来てもらったら困ります」と言われたことも明かした」
けんかして来なかったっぽい。
それで、記者会見を開いて、それに来てくれる人たちに思いのたけを述べる。
まあ言論で戦う立場の人として相応しい行動であるのは確かだが、一般人でも官邸前で歌って踊るくらいの直接行動をするわけである。してみると、国会議員にはいま少しパフォーマンスを期待してもいいかもしれない。みずぽんだって寒い中、歌って踊る会に出席したそうだし。
でまあ、2/3の報道だというのが光るのであって、同日朝の天木先生のお言葉にこうある:
「イスラム国との戦いに米国と一緒になって突き進もうとしている愚かな安倍首相を政権の座から引きずり降ろすことは、日本の将来の為にこれ以上ない重要な政治使命なのである。もし、それが出来なければ、山本太郎は、人の言葉を聞きかじって受け売りするだけのアジテーターだ」
「もし小沢一郎が行動を起こさなければ、今度こそ小沢一郎は、政党助成金欲しさで山本太郎と野合しただけの政治屋で終わってしまう」
そりゃまあ、たった2名で政権交代なんかできるとしたら、クーデターとかしかないわけで。
だから天木先生のおっしゃるところは、首相を引き摺りおろすほどに『マジになって仕事しろ』というだけのことであろう。もう少し、世論か国会議員集団内の同調者を増やせるような行動をしろ、と。
で。「もし、それが出来なければ、山本太郎は、人の言葉を聞きかじって受け売りするだけのアジテーターだ」「小沢一郎は、政党助成金欲しさで山本太郎と野合しただけの政治屋で終わってしまう」という言葉が辛く上掲2スポーツ新聞記事中の2名の政治家に圧し掛かる。
いまや往年の「さくらパパ」並みのネタ国会議員枠に押し込められつつある現状である。
日々の新聞を、ときおりにぎわしてくれる程度という扱いである。
そんな彼らに天木先生は、本気ならもっと仕事できるはずだ、お前たちはそんな程度の存在なのかよ、と修造エールを送るのである。もっと熱くなれよ!と。そしてここに、熱くなれずわだかまる二人の姿がみられる。
こうした姿をどう評価するかは各々の判断だろう。見る目の曇った元外交官、引き際を誤った敗残者、マリオネットにもなれないピエロ未満―彼らに対する反対者はそのように見るかもしれない。
しかし、彼らに寄り添おう―支持しよう―としても、いかんせん、彼らの(少なくとも、現在の)能力不足、ないし影響力不足は否めないだろう。ここが彼らの支持者にとって真に悲しむべき点だ。
アレは、ただの道化としてのみ取り扱うことはやや不適ではある。
「それなり」ではあれ、ブレインは付いたものと思われ、うまい「煽り」をするようにはなった雰囲気を漂わす。
…でも付いたブレインの傾向性や質は問題とはされるところで、今まで区議会でようやく数議席とれるかどうか、の力量しかなかったところ、国会議員をひとり操れるようになったところで、どこまで発展性を示せるか、と言う問題はあるかと思われる。
いや、チャンスなので、頑張ってみるといいとは思う。やっぱり、自分の思う方向で思うがままに能力を発揮できるのは、ひとつの幸せの形だから、その方向を模索するのは良いこと、のうちだとは思う。
ただ、あんまり害にならない方向でお願いしたいかなーとは。