空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

警察官の処分;爆発騒ぎや銃撃戦は日常の風景:ソマリア

2008-01-05 01:23:47 | ソマリア関連
 ああソマリア事情ですが,相変わらず爆弾やら銃撃戦やら。いちいち詳しく訳するのも面倒です。
 以下の記事の場合,首都ではなく,30kmばかり離れたAfgoye―避難民の落ち付き先―で起こったというのがちょっと珍しいかな:

Garowe Online Gunfights rock Somali capital, 5 killed Jan 3, 2008 - 4:04:13 PM

 民間人3名死亡。原因については調査中。とあるお店の中で起きた―そのお店はエチオピア軍兵士のお気に入りだったみたい。だから狙われたんだろうという,地元住民のご意見,の様子。

 Garowe Onlineの記事表題は首都で銃撃戦が―というわけです。そちらも忘れず起こっているのです。水曜朝,爆発物,銃器など捜索中のエチオピア軍・政府軍は重武装の反政府勢力に襲撃され,エチオピア兵士1名死亡。反撃するエチオピア軍銃火によって3名負傷,うち1名が反乱勢力構成員。

 ソマリア暫定政府兵士がバカラマーケットをパトロール中,銃撃され1名死亡。この攻撃に巻き込まれた民間人2名負傷。

 毛色の違う話も記録されているのは興味ある点かも,です。モガディシュ地域治安委員会が開かれて,警察官18名が逮捕されたという話です。なんでかといって,モガディシュ市長Abbas "Galeyr" Mohamedが言うには,彼らは市民に対する犯罪に関わったから。
 じきに裁判に掛けられるといいます。

 つまり曲がりなりにも政府側は,民間人に対する政府側暴力機関の犯罪に対処しようとしている,ということですな。
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