Yahoo!News ソウル市長「不買運動ターゲットは安倍政権」 日本への敵対否定 2019 8/21(水) 11:19配信(聯合ニュース)
「韓国の朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は21日、日本の輸出規制を受けて韓国で広がっている日本製品不買運動について、ターゲットは日本自体ではなく安倍晋三政権だと強調した」
とは纏められるが
「朴氏は、ソウル市庁を訪問した日本の市民団体会員と面談した席で、「韓国の市民社会は強力な不買運動を繰り広げながらも、それが日本に対する敵対ではなく、安倍政権と不当な経済報復、その措置の基盤となる軍国主義と単独行動主義がターゲットであることを明確にした」と述べた」
とあり、「安倍政権」と「不当な経済報復、その措置の基盤となる軍国主義と単独行動主義がターゲット」であると明言されている。したがって、安倍政権がこの3秒後に崩壊しても、並列で述べられている条件は崩壊していない、と常に言い続けることができる。何の言い訳にも説明にもなっていない声明といえる。
発言内容の翻訳が間違っていないなら、日本版の記者の纏め方が悪い。
こちらの記事は中央日報ベース。
Yahoo!News 朴元淳ソウル市長「不買運動のターゲットは日本ではなく安倍政権の軍国主義」 2019 8/21(水) 15:08配信(中央日報)
より正確で、安倍政権は本質的な問題ではなく、その軍国主義なるものが課題であり、それが除去されなければ反対運動等々をやめる理由にならない。
「朴市長は21日、市長室を訪問した日本市民団体「希望連帯」のメンバーと会い、「韓国市民社会は強力な不買運動を行いながらも、それが日本そのものに対する敵対ではなく安倍政権と不当な経済報復、その措置の基盤となっている軍国主義と一方主義がターゲットであることを明確にした」と話した」
記事内容はほぼ同文ながら、多少は異なっており、一応別ソース扱いであろう。こちらは記事のタイトルもより適切であって、理解を適切に進めることができる。
上掲twitterアカウントは「ならば、福島への度重なる侮辱。あれらは何なのでしょう?」と疑問を投げかけるが、書いてある内容を読み、推論を数段先にすすめれば答え(候補)がみえる。日本社会の軍国主義、一方主義(と先方が考えるもん)が問題なのであって、それが正されないのなら不買運動等々をやめる理由にならない。
もしこの5秒後に安倍政権が総退陣した場合、おそらく不買運動も可及的速やかに一時は停止するだろう。軍国主義と一方主義の権化を退陣せしめた日本人の反省なるものがどの程度のものか、見定めるために。しかしその後に軍国主義・一方主義が観察されたなら、当然、不買運動等々は再開されねばならない―という。
あるべき日本の姿はこのように示唆される―
「あわせて「日本の良心的な市民社会は強制徴用者、慰安婦問題、歴史教科書のわい曲など、韓日の過去問題に深く共感し、解決のために一緒にしてくださった」とし「過去の歴史を勇気をもって直視し、被害者と手を取り合ってくださった日本の市民と市民社会に感謝申し上げる」と話した」
そして、あるべき姿であるかどうか、判定するのは先方の権限という世界観。まあ、なんというか、気楽な世界観ではあり、相手が従属し続ける限りは安定的ですよねーとか思う。
…でまあ、既に韓国は十分強力になったのであり、数十年前のような―道徳的価値の認定を輸出することに頼らざるをえなかったような状況じゃないんだから、なんというかこう、「日韓関係2.0」みたいなふうになりませんかね、とはちょっと思う。
とまあ、倫理的・道徳的に不備であったと評価し、日韓基本条約を廃棄・改定・再解釈しようという動きは昨今蠢動している感もあるが、まああらたな世界観をはっきり提示し、理論闘争してくださいな、と。
…どうもその辺、よわいようでなあ…。
…仄聞する限り、トランプはその辺、うまいんだよな…そもそもの器の差はあろうけど、ブレーンの差かなあ…。
追加
「こっち」からみるとこうなるが、「むこう」からみると「過去の謝罪をし続ける限りにおいて”対等”の交渉相手と認める」というわけであり、「けじめ」はつくはずがないのだ。そんなことしたら、新たな関係を結ばざるを得ないじゃないか。そのための思考だの新たな交渉だののコストは誰が払うと思ってるんだ、ということだろう。いやそろそろ自分で払え、と言っている…のが最近の日本政府の動向だろうけど。
「韓国の朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は21日、日本の輸出規制を受けて韓国で広がっている日本製品不買運動について、ターゲットは日本自体ではなく安倍晋三政権だと強調した」
とは纏められるが
「朴氏は、ソウル市庁を訪問した日本の市民団体会員と面談した席で、「韓国の市民社会は強力な不買運動を繰り広げながらも、それが日本に対する敵対ではなく、安倍政権と不当な経済報復、その措置の基盤となる軍国主義と単独行動主義がターゲットであることを明確にした」と述べた」
とあり、「安倍政権」と「不当な経済報復、その措置の基盤となる軍国主義と単独行動主義がターゲット」であると明言されている。したがって、安倍政権がこの3秒後に崩壊しても、並列で述べられている条件は崩壊していない、と常に言い続けることができる。何の言い訳にも説明にもなっていない声明といえる。
では何故安倍政権と何の関わりもないユニクロやビール会社の不買運動やってるの?何故すぐバレる嘘を平気でつくの?ソウル市長「不買運動ターゲットは安倍政権」 日本への敵対否定 https://t.co/kQ50rFMlbk
— 和泉守兼定 (@netsensor1) 2019年8月21日
発言内容の翻訳が間違っていないなら、日本版の記者の纏め方が悪い。
ならば、福島への度重なる侮辱。あれらは何なのでしょう? https://t.co/VGQ3axeg8X
— 林 智裕 (@NonbeeKaerucci) 2019年8月21日
こちらの記事は中央日報ベース。
Yahoo!News 朴元淳ソウル市長「不買運動のターゲットは日本ではなく安倍政権の軍国主義」 2019 8/21(水) 15:08配信(中央日報)
より正確で、安倍政権は本質的な問題ではなく、その軍国主義なるものが課題であり、それが除去されなければ反対運動等々をやめる理由にならない。
「朴市長は21日、市長室を訪問した日本市民団体「希望連帯」のメンバーと会い、「韓国市民社会は強力な不買運動を行いながらも、それが日本そのものに対する敵対ではなく安倍政権と不当な経済報復、その措置の基盤となっている軍国主義と一方主義がターゲットであることを明確にした」と話した」
記事内容はほぼ同文ながら、多少は異なっており、一応別ソース扱いであろう。こちらは記事のタイトルもより適切であって、理解を適切に進めることができる。
上掲twitterアカウントは「ならば、福島への度重なる侮辱。あれらは何なのでしょう?」と疑問を投げかけるが、書いてある内容を読み、推論を数段先にすすめれば答え(候補)がみえる。日本社会の軍国主義、一方主義(と先方が考えるもん)が問題なのであって、それが正されないのなら不買運動等々をやめる理由にならない。
もしこの5秒後に安倍政権が総退陣した場合、おそらく不買運動も可及的速やかに一時は停止するだろう。軍国主義と一方主義の権化を退陣せしめた日本人の反省なるものがどの程度のものか、見定めるために。しかしその後に軍国主義・一方主義が観察されたなら、当然、不買運動等々は再開されねばならない―という。
あるべき日本の姿はこのように示唆される―
「あわせて「日本の良心的な市民社会は強制徴用者、慰安婦問題、歴史教科書のわい曲など、韓日の過去問題に深く共感し、解決のために一緒にしてくださった」とし「過去の歴史を勇気をもって直視し、被害者と手を取り合ってくださった日本の市民と市民社会に感謝申し上げる」と話した」
そして、あるべき姿であるかどうか、判定するのは先方の権限という世界観。まあ、なんというか、気楽な世界観ではあり、相手が従属し続ける限りは安定的ですよねーとか思う。
…でまあ、既に韓国は十分強力になったのであり、数十年前のような―道徳的価値の認定を輸出することに頼らざるをえなかったような状況じゃないんだから、なんというかこう、「日韓関係2.0」みたいなふうになりませんかね、とはちょっと思う。
日韓基本条約は無効だとか言ってる人には、ぜひオランダの爪の垢を煎じて飲ませたい。→100年前の条約はまだ生きていた。オランダ大使館で聞いた日本人が知らない特権 https://t.co/JTydOTy3ie
— 木曽崇@「夜遊びの経済学」絶賛発売中! (@takashikiso) 2019年8月21日
とまあ、倫理的・道徳的に不備であったと評価し、日韓基本条約を廃棄・改定・再解釈しようという動きは昨今蠢動している感もあるが、まああらたな世界観をはっきり提示し、理論闘争してくださいな、と。
…どうもその辺、よわいようでなあ…。
…仄聞する限り、トランプはその辺、うまいんだよな…そもそもの器の差はあろうけど、ブレーンの差かなあ…。
追加
いつまでも謝罪し続けろ、という主張はいつまでも対等な関係を作らないという宣言と同じ。
— モトケン (@motoken_tw) 2019年8月19日
けじめをつける必要はあるけど、けじめをつけたら前を向くという姿勢でなければならないのに、あの国は、いったんつけたけじめをひっくり返すのでけじめをつける意味を自ら破壊している。 https://t.co/OhytBz7Jj1
「こっち」からみるとこうなるが、「むこう」からみると「過去の謝罪をし続ける限りにおいて”対等”の交渉相手と認める」というわけであり、「けじめ」はつくはずがないのだ。そんなことしたら、新たな関係を結ばざるを得ないじゃないか。そのための思考だの新たな交渉だののコストは誰が払うと思ってるんだ、ということだろう。いやそろそろ自分で払え、と言っている…のが最近の日本政府の動向だろうけど。
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