空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ヴィーガンのひとたちにはその暴力性を抑えて欲しい感

2018-07-07 14:29:37 | Newsメモ
BBC France: Butchers demand protection from vegans 26 Jun 2018

French butchers have written to the government asking for protection against militant vegans, accusing them of trying to shut down the country's traditional meat-eating culture.

Vegans wanted to "impose on the immense majority of people their lifestyle, or even their ideology".

関連:「肉屋を殺すのは正義である―とあるVeganの主張への裁き(2018-03-30)」

 …とすると、死に値する肉屋を殺さずに済ましてあげている自分たちveganの優しさに感謝してさっさと罪深い仕事を辞めてしまえというものか。まあえらい人格者様もいたものである。自分たちを人格者だと信じ・自称し、その素晴らしき思想を他者に強要するあたりがまあ、ファシスト的だなあとか思っちゃう私。

Vegetarians and vegans make up just a few percent of the French population. A 2016 survey estimated that 3% of French people were vegetarians.

 3%というと、公明党の支持者とか共産党の支持者とかと同水準だよなあとかざっくり思う。あと、国民民主とか立憲民主とかだと、もちっとあるかといったところ?

 あと、上掲「関連」の問題は、過激イスラミストが肉屋を殺したことは正義に適う、と発言したヴィーガンが罪とされたという話で、ここにテロ容認、「敵の敵は味方」、「蛮行がなされても、それが自派の利益に適う限りは善行として賞賛するというダブルスタンダード思考」などを指摘することができるだろう。

 …もうちょっと判断の一貫性による人格たることの認知、だとか考えて欲しいかも。

朝日新聞 仏で肉屋襲撃相次ぐ 菜食主義者犯行か、壁にメッセージ ジュイアンジョザス=疋田多揚2018年7月6日20時52分

フランスで肉屋が襲われる事件が相次ぎ、あらゆる動物性食品を避ける完全菜食主義者による犯行との疑いが出ている。業界団体によると、6月下旬までに50件ほどの被害が確認されており、肉屋の店主たちがたまらず政府に直訴。警察による保護を求めている

パリ郊外ジュイアンジョザスで今月2日の未明、肉屋を営むカルル・ピテルさん(48)の店舗兼住宅が襲われた。店のガラス扉が割られ、外の壁には「人間至上主義にストップを」とスプレーで描かれていた





 もちろんどこかの生産者が極めてヴィーガンの心に適うような素晴らしい手法によって素晴らしい解決策を考え付いてくれると期待するのでしょう。それを期待していいだけの高いカネを支払っている―という自覚をもっていることでしょうし。

 まあ、WWIの”銃後の苦労”のようなものかもしれませんが、それ。

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2 コメント

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いやいや (hilowmix)
2018-07-07 20:41:27
このヴィーガンの人達が肉をもりもり食ったら、もっとパワフルに破壊活動するんじゃね?
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Unknown ()
2018-07-08 00:28:19
ごもっともです>肉をもりもり食ったら

肉を食わず、精進料理だけで二週間も過ごせば顔色も青白くなるものだろうに(※個人的経験です)

…これが肉食を基調とする人種のパワーでしょうか…
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