空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

トルクメニスタンで仏教遺跡再発見

2008-09-30 11:38:17 | 本・論文・研究メモ
 日本語のニュースは割と何処も彼処も1ヵ月そこらでweb上のデータを消すのであんまり引用したくないんだが:

京都新聞 中央アジアで仏教石窟を確認 龍谷大教授ら調査 2008年9月22日

時事ドットコム アフガン国境、石窟確認=新たな仏教遺跡か-龍谷大 2008/09/22-22:45

 龍谷大,入澤崇教授などによる。トルクメニスタンのアフガニスタン国境付近で,仏教石窟遺跡を確認。メルヴとバーミヤンの中間ほど,ムルガーブ川の中流域に存する。
 メルブの南南東約210キロのムルガーブ川右岸エケデシク石窟,その南のペシデシク石窟。前者は,120年ほど前に英国軍人によって調査がなされ,平面図が残されており,今回の調査でほぼ図面どおりであることが確認された。

 エケデシク遺跡には,入り口から延びる中央通路沿いに15の窟があったり,2階があったりと結構な規模の模様。建造時期は8世紀ごろかと。

 壁画や仏像は未確認。だが仏像安置用のがんがあったり,まず「仏教石窟とみることができる」(入澤教授)ということだそうだ。「入澤教授は「バーミヤンなどの石窟と違って、エケデシク石窟の中は外から見えない。川沿いの交易ルートにあってキャラバンサライ(隊商宿)の機能があったのか、安全性を高めるためか、仏教への迫害を逃れるためか、想像が膨らむ」 」(京都新聞より)だそうで,ふむ,まぁ日本の宗教施設だって宿坊なんてものもあるわけだ(今はユースホステルになってたりもするみたいだが)。向うにだって,そういう機能を備えたものがあろうというもの。

 ところでなんか昨日のアクセスip数が爆発してたんだけれど,何かありましたか?

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