BBC Gunmen attack S Lanka cricketers 3 Mar 2009
[cricket][Sri Lanka] [Pakistan]
ラホール。スリランカのクリケットチームが乗ったバスに攻撃があり,警官5名死亡,チームの5名が負傷。負傷の程度は軽い模様だが,ショックは大きい由。攻撃を仕掛けたのは12名とのこと。
BBC S Lanka editor arrest criticised 27 Feb 2009
[Sri Lanka][freedom of the press]
スリランカ。タミル語メディアのエディターNadesapillai Vidyatharan氏が警察によって「誘拐」された(警察の当初の声明による表現―後,警察自身によって拘束・逮捕が認められる)。無論,国際的記者団体に非難されるわけだが。
BBC Tanzanians to name albino killers 2 Mar 2009
[Tanzania][albino killing][witchdoctor]
タンザニア。大統領Jakaya Kikwete閣下肝いりで,アルビノ殺しが目立つ地域から密告「投票」制度を断行の意向。被害者数は,最近15ヶ月間で45人というから,割と結構な数字。
私としても,時折目にはしていたが,ありふれたこととしてとりわけメモすることはなかったと思う。ブルンジにも飛び火―と言っていいのかどうか―してますが。
市民は紙に,犯人(と目される)人物の名を書き,それを当局が収集,問題の人名について警察に通告する―というもののようですが,それって陶片追放を招来しかねませんよねぇ,常識的に考えて。
まあ私も,もしこんな制度が適用されたら,『なんかアヤシイ人』票をそこそこ集めるだろう自信があるわけで。
ある時,近所のオバサン方が近くにいるとき,路駐車両の下にいるにゃんこに手を伸ばしてちょっかいかけたことがありまして。にゃんこが車両下から抜けて塀の上に飛び上がって―そこでオバサマ方のひとりが『ああネコがいたんだ。いよいよ○○ちゃんがオカシくなったかと思った』と公然と口にし,これに別のオバサマが『いや○○ちゃんは動物好きのとても優しい子で』と割と勢いつけてフォローに回ってたり。
私のために弁護してくれる人はわりといるだろう自信もありますが,だからといって陶片追放制度導入だって嫌ですねぇ。
BBC Pakistan Shia children 'attacked' 27 Feb 2009
[Pakistan][NWFrontier][Taleban]
パキスタン北西辺境州,Hangu。シーア派の子供たちがのったスクールバスがタリバンに襲撃され,運転手は殺害され,子供たち3人が負傷。なお7人ほどが誘拐されたという話もあるそうです。記事文末の定型句ですが,強硬派タリバンはシーア派を異端と思っている―というわけで―珍しい話でもありませんが。
BBC Protest at Afghan 'mosque raid' 27 Feb 2009
[Afghanistan][Ghazni][protest]
アフガニスタン,ガズニ州。地元民衆が"とあるモスクにポーランド兵が入っていった,モスクにIsafの手入れが!"という噂でヒートアップ,警察に投石したり警察が発砲したりで暴動に発展。当のポーランド軍は「いや僕らそこにいなかったけど?」。
容易に扇動される民衆もあり,扇動しようとする者たちもあるといったところでしょうか。意図せざる,結果として扇動になっちゃうことも多々ありましょうが。―扇動「される」側にも,一定の,いわば「共鳴盤」がなければ,扇動は成立しませんから。この共鳴盤の感度がよければ,ことさら扇動せんでも勝手に激発するでしょうから。
まあこの当たりの事情が,私が日本のささやかな陰謀家たちを生暖かく見守っていられる理由の一端ではありますね。『(左右何れにせよ)クーデターをっ』『○○なのは××の陰謀! 騙されるな!』とかの類をブログで展開してる子たちは割とあり,乗る子たちも割といるようですが,通例この子たちは自分たちの絶対的少数であることを認識してますね。
面白いことに,これら「真実を知る」子たちの意見を纏めれば,日本の報道機関は左派に牛耳られてて単に純粋な愛国者に過ぎないものたちに不当なレッテル付けを行っており,また同時に日本の報道機関は反動たる国家の統制に服しており世界の平和を願う称賛されるべき平和主義者らを迫害しているようで,なんと左右両極に同時に統制される日本の報道機関の類稀な能力に,ヲチャは感嘆の息を漏らさざるをえない。
ともあれ,共鳴盤は,市民的には共有されてない様子で。延々長年の情報統制とやらを受けてきた国民ないし市民とやらは,容易に扇動に乗り切りはしないご様子です。
[cricket][Sri Lanka] [Pakistan]
ラホール。スリランカのクリケットチームが乗ったバスに攻撃があり,警官5名死亡,チームの5名が負傷。負傷の程度は軽い模様だが,ショックは大きい由。攻撃を仕掛けたのは12名とのこと。
BBC S Lanka editor arrest criticised 27 Feb 2009
[Sri Lanka][freedom of the press]
スリランカ。タミル語メディアのエディターNadesapillai Vidyatharan氏が警察によって「誘拐」された(警察の当初の声明による表現―後,警察自身によって拘束・逮捕が認められる)。無論,国際的記者団体に非難されるわけだが。
BBC Tanzanians to name albino killers 2 Mar 2009
[Tanzania][albino killing][witchdoctor]
タンザニア。大統領Jakaya Kikwete閣下肝いりで,アルビノ殺しが目立つ地域から密告「投票」制度を断行の意向。被害者数は,最近15ヶ月間で45人というから,割と結構な数字。
私としても,時折目にはしていたが,ありふれたこととしてとりわけメモすることはなかったと思う。ブルンジにも飛び火―と言っていいのかどうか―してますが。
市民は紙に,犯人(と目される)人物の名を書き,それを当局が収集,問題の人名について警察に通告する―というもののようですが,それって陶片追放を招来しかねませんよねぇ,常識的に考えて。
まあ私も,もしこんな制度が適用されたら,『なんかアヤシイ人』票をそこそこ集めるだろう自信があるわけで。
ある時,近所のオバサン方が近くにいるとき,路駐車両の下にいるにゃんこに手を伸ばしてちょっかいかけたことがありまして。にゃんこが車両下から抜けて塀の上に飛び上がって―そこでオバサマ方のひとりが『ああネコがいたんだ。いよいよ○○ちゃんがオカシくなったかと思った』と公然と口にし,これに別のオバサマが『いや○○ちゃんは動物好きのとても優しい子で』と割と勢いつけてフォローに回ってたり。
私のために弁護してくれる人はわりといるだろう自信もありますが,だからといって陶片追放制度導入だって嫌ですねぇ。
BBC Pakistan Shia children 'attacked' 27 Feb 2009
[Pakistan][NWFrontier][Taleban]
パキスタン北西辺境州,Hangu。シーア派の子供たちがのったスクールバスがタリバンに襲撃され,運転手は殺害され,子供たち3人が負傷。なお7人ほどが誘拐されたという話もあるそうです。記事文末の定型句ですが,強硬派タリバンはシーア派を異端と思っている―というわけで―珍しい話でもありませんが。
BBC Protest at Afghan 'mosque raid' 27 Feb 2009
[Afghanistan][Ghazni][protest]
アフガニスタン,ガズニ州。地元民衆が"とあるモスクにポーランド兵が入っていった,モスクにIsafの手入れが!"という噂でヒートアップ,警察に投石したり警察が発砲したりで暴動に発展。当のポーランド軍は「いや僕らそこにいなかったけど?」。
容易に扇動される民衆もあり,扇動しようとする者たちもあるといったところでしょうか。意図せざる,結果として扇動になっちゃうことも多々ありましょうが。―扇動「される」側にも,一定の,いわば「共鳴盤」がなければ,扇動は成立しませんから。この共鳴盤の感度がよければ,ことさら扇動せんでも勝手に激発するでしょうから。
まあこの当たりの事情が,私が日本のささやかな陰謀家たちを生暖かく見守っていられる理由の一端ではありますね。『(左右何れにせよ)クーデターをっ』『○○なのは××の陰謀! 騙されるな!』とかの類をブログで展開してる子たちは割とあり,乗る子たちも割といるようですが,通例この子たちは自分たちの絶対的少数であることを認識してますね。
面白いことに,これら「真実を知る」子たちの意見を纏めれば,日本の報道機関は左派に牛耳られてて単に純粋な愛国者に過ぎないものたちに不当なレッテル付けを行っており,また同時に日本の報道機関は反動たる国家の統制に服しており世界の平和を願う称賛されるべき平和主義者らを迫害しているようで,なんと左右両極に同時に統制される日本の報道機関の類稀な能力に,ヲチャは感嘆の息を漏らさざるをえない。
ともあれ,共鳴盤は,市民的には共有されてない様子で。延々長年の情報統制とやらを受けてきた国民ないし市民とやらは,容易に扇動に乗り切りはしないご様子です。
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