空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

基礎的教育の充実と,「教育に新聞を」

2007-06-28 10:55:44 | Weblog
 ガスってね,しばしば燃えるのよ。少なくとも僕は,知識では知ってる。整髪スプレーなんかを吹いてるときに,ライターを近づけると即席火炎放射器になるとか,話を聞きますね。

河北新報 ガス吸引遊び、喫煙引火か アパート爆発 2007年06月27日水曜日

 仙台市の中学3年生がガスパン遊びしていて,どうも喫煙もしていたらしい。でぼっかんと大爆発ってアナタたちねー…。

 以前はもっと洒落にならない中学生死亡事件がありました。春休みに,入り口が低くなって,奥がやや高くなっている元防空壕(?)の中で,中学2年生が一酸化炭素中毒で死亡,でしたっけか(鹿児島)。入り口近くで火を燃やしていて,リアルサイズで上方置換実験をした形でした。

 あの時はちょっと調べたのです。上方置換や二酸化炭素の危険など,関係しそうな知識は,中2の理科だったかと―おぼろげな記憶があります。勿論一酸化炭素は中学生の理科には入っていないはずです。
 つまり彼らはまだ教育と基礎知識が足りなかったわけで…しかし,なんといいますか。

 今回の場合,「品物の注意書きを見る」「換気をする」「可燃ガス使用時は無駄な火気は近づけない」…うーん。家庭科とか,もっと常識で考えろとかそんな言葉が脳裏に浮かびますが…わが国の教育制度は,もっと内容を充実させるべきなんじゃないでしょうか。そのなんだ,生きていくのに必要そうなことに関して。

 閉鎖(的)空間で可燃ガス放出する危険もですね,ついこの間,東京の温泉施設大爆発事件があったばかりじゃないですか。新聞を読め,などという要求は高級すぎるんだろうか。TVでもいいですが。

 ワルイコトするにも一定のオベンキョウ的知識は必要なんだと思うんですけどねー…。
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