まちがってると思うのです。長期的に安定しないって点で(末端労働者の意見)。
たぶん兼業農家を例に出せば話は通じやすいと思うのだ。
あれは『普段は会社勤め,朝夕+土日の機械化作業で副業収入☆ 2方向からの収入アンド国からの農業補助金でウハウハっすー』とゆーものではなく(一部ありそうではあるが),先祖伝来だったり社会改革で得たりしたちっちゃな我が一家の城を,多少赤字出るからって捨てられず,なんとか他の収入を確保して維持するという向きが多数を占めるわけだろう。
でなきゃあ農業が衰退するわけないでしょう。てゆか機械なんか高くて買えないんですよあんなもん。
まあ「社会のニーズに合ってないからさっさと止めちゃえばぁ?」というのは一面の正論ではありますが,といって「ああニーズでたからはい再開して?」というのも無茶でして。
うんつまり最近まで,食べ物なんか中国やなんかから安く買えるから国内農業なんか別にいいでしょ?というのだったのが,例の問題から,安心安全国産農業☆って感じが出てきたようなんですよね。
いや簡単じゃないですよ?
目ざとくビジネスチャンスとしてはい大増産!って出来るひとはまったく極一部でしょう。それだけの体力のあるお宅でも,相手は植物なんです。生き物なんです。出荷まで1ヵ月2ヶ月先を見なきゃいけません。
しかも今は冬です。ハウスを増設するんですか? 土地は? 立てるのも,夏野菜の季節にハイ撤去ーとか出来たもんじゃないですよ?
暖房燃料は? はぁ木材チップ? そんなものの工場がそんなあっちこっちにあるもんですか。
経営努力が足りないとおっしゃるかもしれない。都市部に売り込みをかければよい,大消費地に―ってすいません,輸送費上乗せになりますが宜しくて?
じっくり育てた冬野菜をネット通販すりゃ良質の顧客確保できて経営も安定するんじゃないかと思われるかもしれませんが,それ個々の農家レベルでは成り立つかもしれないけど一般化はできんでしょうに。この場合,宅配便のビジネスチャンスは大いに拡大しそうだけど,それは食糧輸送の方式として劣ってないか。
まあ取りとめがなくなってきた感がありますな。
結局相当数の兼業農家は,ずいぶん昔から言われるとおりの「3チャン農業」で,しかも上の「2チャン」(掲示板ではない)が老化で身動き取れなくなりつつあり,今や危機に瀕しているものらしい。
なんでそんなぎりぎりまで不採算やってきたかといって,それはその小さな土地に非常な思い入れがあるからだ。農地解放でやっと手にした土地だったり。昭和30年代とかに頑張って将来の投資として買い求めた土地だったり。先祖由来だったり。
そんな個人的な忠誠心があってなんとか維持してきたもので,けどもその思いを子の世代に押し付けるわけには行かないとも思ってる。現状を打破するには,彼らの力はもう残っていない。体力はないし,残された時間も少ない。資金力もない。明確で前向きなビジョンを押し出し,周辺農家を組織化する見込みは―あるなら誰かが跡を継いでるよ。
大規模機械なんか手の出ない,そんな小さな農家は大規模化集約化の波の中に消え去るかと思いきや,なにやら最近は農業を通じた水系維持だの環境保護だのとも聞こえてきて,小規模農家にも,なにか世界史的な意義が付与されたかのよう。
でもそれも,その小規模農家の気力と共に,尽きる夢かも知れないなとも思うのだったりする,使命感を無理にでも駆り立てて仕事しないと生活費の自転車操業状態の維持さえ不可能になる超末端労働者の夕べなのである。
つまりこういう社会に悲憤慷慨,蒙昧なる世間に根底からの事実と真実と実相をたたきつけ獲得するは全世界的な文章の根っこには,個人的ルサンチマンがあったりする♪ というネタだったりもする金曜の労働への気鬱に耐える私である。私なんかルサンチマン・イエロー辺りになって,一生カレー食べ続けてればいいんだわ。
…いえね,ほんとに招命の「声」が聞こえたりする例もあると思いますが。そうは思えない例が多々見えたりもするんだな。
まぁ冗談抜きでですねー…。とあるご家族が病気で農業を離れざるを得ない,そこで親類等々に農地を使ってくれないかと申し出したが,受ける人が居ない,という実例が目の前で進行中らしいのですー。
農業先行っぽい兼業のお宅(でかいコンバイン・米乾燥機も自前で装備)でも難色だとか―一般企業不景気のなか,農業収入を増やすべき時でも。
5代遡ればあらかた親族,みたいなど田舎でさえ,そうなんだったりするですよ? 農地を荒らしたくない,という,生まれて以来数十年の付き合いの親戚・仲間のその程度の願いにも応えるのに躊躇せざるをえない―この近辺の農家の状況って,そんな感じみたいなのです。
ちょっと追記:こんなとこみつけた。いやこんなん見つける暇があれば私は(略
むー。やっぱりうち程度の土地じゃ,農業でちょこちょこ…とはいかないなぁ。あそことあそこは常時動いてるけどあそこはしばらく荒れたっきりのはずだし回復には2年だよなぁ甘く見て…。自足用の芋や豆しばらく作って様子見て…。
…ったらやっぱり地元就職+第二種兼業コースですよねー。…うーんせめて耕運機を(中古でも)一台導入する必要が…。うん,やっぱり農業するためには他の職で資金と補填準備を作る必要が…。
たぶん兼業農家を例に出せば話は通じやすいと思うのだ。
あれは『普段は会社勤め,朝夕+土日の機械化作業で副業収入☆ 2方向からの収入アンド国からの農業補助金でウハウハっすー』とゆーものではなく(一部ありそうではあるが),先祖伝来だったり社会改革で得たりしたちっちゃな我が一家の城を,多少赤字出るからって捨てられず,なんとか他の収入を確保して維持するという向きが多数を占めるわけだろう。
でなきゃあ農業が衰退するわけないでしょう。てゆか機械なんか高くて買えないんですよあんなもん。
まあ「社会のニーズに合ってないからさっさと止めちゃえばぁ?」というのは一面の正論ではありますが,といって「ああニーズでたからはい再開して?」というのも無茶でして。
うんつまり最近まで,食べ物なんか中国やなんかから安く買えるから国内農業なんか別にいいでしょ?というのだったのが,例の問題から,安心安全国産農業☆って感じが出てきたようなんですよね。
いや簡単じゃないですよ?
目ざとくビジネスチャンスとしてはい大増産!って出来るひとはまったく極一部でしょう。それだけの体力のあるお宅でも,相手は植物なんです。生き物なんです。出荷まで1ヵ月2ヶ月先を見なきゃいけません。
しかも今は冬です。ハウスを増設するんですか? 土地は? 立てるのも,夏野菜の季節にハイ撤去ーとか出来たもんじゃないですよ?
暖房燃料は? はぁ木材チップ? そんなものの工場がそんなあっちこっちにあるもんですか。
経営努力が足りないとおっしゃるかもしれない。都市部に売り込みをかければよい,大消費地に―ってすいません,輸送費上乗せになりますが宜しくて?
じっくり育てた冬野菜をネット通販すりゃ良質の顧客確保できて経営も安定するんじゃないかと思われるかもしれませんが,それ個々の農家レベルでは成り立つかもしれないけど一般化はできんでしょうに。この場合,宅配便のビジネスチャンスは大いに拡大しそうだけど,それは食糧輸送の方式として劣ってないか。
まあ取りとめがなくなってきた感がありますな。
結局相当数の兼業農家は,ずいぶん昔から言われるとおりの「3チャン農業」で,しかも上の「2チャン」(掲示板ではない)が老化で身動き取れなくなりつつあり,今や危機に瀕しているものらしい。
なんでそんなぎりぎりまで不採算やってきたかといって,それはその小さな土地に非常な思い入れがあるからだ。農地解放でやっと手にした土地だったり。昭和30年代とかに頑張って将来の投資として買い求めた土地だったり。先祖由来だったり。
そんな個人的な忠誠心があってなんとか維持してきたもので,けどもその思いを子の世代に押し付けるわけには行かないとも思ってる。現状を打破するには,彼らの力はもう残っていない。体力はないし,残された時間も少ない。資金力もない。明確で前向きなビジョンを押し出し,周辺農家を組織化する見込みは―あるなら誰かが跡を継いでるよ。
大規模機械なんか手の出ない,そんな小さな農家は大規模化集約化の波の中に消え去るかと思いきや,なにやら最近は農業を通じた水系維持だの環境保護だのとも聞こえてきて,小規模農家にも,なにか世界史的な意義が付与されたかのよう。
でもそれも,その小規模農家の気力と共に,尽きる夢かも知れないなとも思うのだったりする,使命感を無理にでも駆り立てて仕事しないと生活費の自転車操業状態の維持さえ不可能になる超末端労働者の夕べなのである。
つまりこういう社会に悲憤慷慨,蒙昧なる世間に根底からの事実と真実と実相をたたきつけ獲得するは全世界的な文章の根っこには,個人的ルサンチマンがあったりする♪ というネタだったりもする金曜の労働への気鬱に耐える私である。私なんかルサンチマン・イエロー辺りになって,一生カレー食べ続けてればいいんだわ。
…いえね,ほんとに招命の「声」が聞こえたりする例もあると思いますが。そうは思えない例が多々見えたりもするんだな。
まぁ冗談抜きでですねー…。とあるご家族が病気で農業を離れざるを得ない,そこで親類等々に農地を使ってくれないかと申し出したが,受ける人が居ない,という実例が目の前で進行中らしいのですー。
農業先行っぽい兼業のお宅(でかいコンバイン・米乾燥機も自前で装備)でも難色だとか―一般企業不景気のなか,農業収入を増やすべき時でも。
5代遡ればあらかた親族,みたいなど田舎でさえ,そうなんだったりするですよ? 農地を荒らしたくない,という,生まれて以来数十年の付き合いの親戚・仲間のその程度の願いにも応えるのに躊躇せざるをえない―この近辺の農家の状況って,そんな感じみたいなのです。
ちょっと追記:こんなとこみつけた。いやこんなん見つける暇があれば私は(略
むー。やっぱりうち程度の土地じゃ,農業でちょこちょこ…とはいかないなぁ。あそことあそこは常時動いてるけどあそこはしばらく荒れたっきりのはずだし回復には2年だよなぁ甘く見て…。自足用の芋や豆しばらく作って様子見て…。
…ったらやっぱり地元就職+第二種兼業コースですよねー。…うーんせめて耕運機を(中古でも)一台導入する必要が…。うん,やっぱり農業するためには他の職で資金と補填準備を作る必要が…。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます