空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

季節柄、校正・校閲の話題

2019-03-08 12:42:27 | Weblog
 ひとつの校正を送り返し、別の原稿をひとつ出し、次の発表の用意をし、次の現行の用意をする。そんな時期。
 面白げなお話を採取したのでメモ:











 私@辞書を総動員して仕事するスタイル。
 しかしある種の人たちは、自分の心に映ったものが真実、という思想らしく、私のほうが狂人として排除されたのであった。校正と校閲と研究との差はちゃんと知ってて欲しいなあとか。



 …私をこの手の人だと思ったらしいのだな、某一部の約二名。

 まあ思い出話はともかく。

 有名事例:



 これは良い仕事。

 絵描きさんでもこの種の「校正」があると聞く。『●月△日のイベント絵ですけど,シナリオでは●月□日に満月なのでこの形の月はあり得ません』とか。





 でまあ、著者さんの能力が足りないとか、著者さんが依頼した同僚の能力が足りないとかで困っちゃう表現等が表に出ることがあり、先日そうした例を著者に指摘したのであった。
 …某訳書は、今からでも回収するとか、今から改訂版を用意するとか、すべきだと思う(日記)。原著にない、しかも間違った語釈を出すとか…。



 これは分野的特色が入る。ここは専門家なり、センスのいいひとなり、その作品をかっちり読み込んだ人が任にあたるべきだろう。
 しかし私が先日指摘した例は、外国語の知識に関わるものであり、根本的に訂正すべきものであった。いやたとえばrightとだけ書いてあるのに対して「光(right)」と書くようなレベルだった。



 一般論としてそのとおりなのだが。




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