BBC Thailand: Devotees block arrest of Dhammakaya temple abbot 16 Jun 2016
まあ、大変だねえと。
…みんなの(※本国の相当数を除く)愛されキャラ・チャベスたん亡き後のベネズエラである。武田信玄みたいなもんか、生前はぎりぎり持ったが、後継者の代で破綻するっての。
こうしてまた、反米主義者の反米的陰謀論が流されて、そーゆーのに乗せられたひとのアレコレを聞かされる日が近づいたかなーと疲れた目で将来を予測する朝。
なんというか、政治的にモチベートされてない報道機関が欲しいというか、希望的観測を客観的分析に偽装して報道する人たちを減らしてくれと言うか、いっそのことはっきりと「これこれの政治的傾向で報道します」と明言してほしいなあと思う今日この頃。
…アベが改憲発議するかもとか聞かされるんだが、しばらくは無理だ(特に、アベ嫌いのひとが主張するような、軍国主義化のそれなんか無理―そんなもん、憲法を変えて実現できるようなものではない、人も金もないのに何を言ってるんだ)。改憲勢力阻止を目印にしたのは野党のほうで、与党側は(一応仮にも成功を収めつつあると主張するところの)経済政策に対する支持を訴えた、というのが基本ラインと思ってきたが:
朝日新聞 憲法・アベノミクスに審判 参院選、未明にかけ大勢判明 2016年7月10日05時01分
「第24回参議院選挙が10日投開票される。安倍政権が継続を訴えるアベノミクスの是非や、自民党など憲法改正に前向きな政党が国会発議に必要な3分の2の議席を確保するかどうかが焦点となる」
「与党は経済政策を最大の争点と位置づけ、アベノミクスをさらに推し進めることで景気はよくなると主張。安倍晋三首相(自民党総裁)は9日、東京都内の街頭演説で「アベノミクスは失敗していないが、道半ば。この道をしっかりと力強く前に進んでいく」と訴えた。連立を組む公明党の山口那津男代表も、兵庫県西宮市で「我々の経済再生の取り組みをいかし、無年金(解消)を実現したい」とアピールした」
これに対して野党側は
「これに対し、野党はアベノミクスで潤うのは大企業や富裕層だけだと批判し、社会保障などをより重視すべきだと反論。さらに民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党は、改憲に前向きな政党による3分の2議席阻止を目標に掲げ」た。
なぜかといえば
「自民、公明両党におおさか維新の会と日本のこころを大切にする党を加えた4党が今回78議席を獲得すれば、非改選の議席を加えて参院定数の3分の2を超える162議席を占める。すでに衆院は自公で3分の2議席があり、憲法改正の発議も可能となる」ためである。
当然、「能力に備えよ」という原則からすれば、この情勢を阻止し・対抗するのが正しいわけだが。
…ふだんの主張とコンフリクトを起こすのは明らかである。政権側は、某国の軍事的能力の増大を警戒して「備えよう」と言うのに対して、これに野党側は「可能性はない」と主張してきたのではなかったか。”敵方”の能力増大に危機感を持つなら、”某国”(複数)に警戒せねばならないことは明らかだろう。いや、「話し合え」とも主張してきたのであって、ならば与党ともお話合いすればあ? …ということになろう。
いわゆる「改憲」にはっきりと過半数が反対している(のはずだ)状況で、まがりなりにも年単位で政権維持してる程度のひとが、自分の妄想を根拠に最もcontorversialな条項変更に打って出るものか。出ようとした次の瞬間、御輿から下ろされるわい。あと「改正」なら良いことなので、中立的には「改定」とか言えばよいと思う。
読売新聞 自民、比例第1党の勢い…10代の半数与党支持 2016年07月06日 07時08分
「自民党は13年参院選並みの18議席獲得も視野に入ってきた。年齢別に見ると、全世代で他党を上回る支持を得ている。特に若年層に強く、18、19歳は5割近くが自民党を支持している。18、19歳は安倍内閣の経済政策を6割弱が評価していて、30歳以上の世代よりも10ポイント以上高くなっている。自民党は20歳代で4割強、30歳代でも4割弱の支持を集めている。新たに選挙権を得た18、19歳は、半数以上が与党を支持している」
「共産党も60歳以上から1割弱の支持を集めるが、若年層に浸透していない」
「おおさか維新の会は、東日本でも支持を広げつつある。70歳以上を除く全世代でまんべんなく支持を集め、4~5議席の獲得も見えてきた」
民進党は「無党派層の支持は序盤調査に比べ自民党に迫られている。年齢層が高くなるほど支持を集める傾向にあり、18~29歳の支持は1割だったのに対し、60歳以上では2割弱だった」。
これを、「若者たちはアベに騙されている!」と言うのは、少なくとも一部に傲慢の要素を含むだろう:
では、例えば教育現場での感化力は、反抗期の子供たちの親に対する反抗心を利用することもできない程度の弱体なものだった、とかいうわけですね? なるほど、教育現場への介入は効果が薄いものと思われることであります。
…子供たちの政治への興味の芽生え―このままなら就職できるかも、とか、中国の珊瑚取り、やばくね?とか―を、全否定から入るスタイルはやめたほうがいいと思いますけどね、ええ。まあ、教育について話するところにコメントしようとすると、お前には関係ないって撥ねられるから、最近はだんだん死んだ目で眺めるようになってきてますが。
そんなふうに否定から入るスタイルのひとたちが、「お前達のことを考えて罵倒してやっているんだ、ありがたく思え」とやって、ほんとに支持を集めることができるかどうか。
公明党さんは、別に予算を自前でもってたりしませんかねーとか。
…あとねえ…わたし、中立義務の基準を比較的厳しく採るし、基本的興味が歴史的評価というあたりにあるので、現政権の悪口いうのは趣味じゃないんだ。というか、在任中のひとをくさして楽しむ趣味はないというか。あの鳩に対してさえ、在任中は控えたもの。安倍首相の悪口を言い合って機嫌よくなりたいなら、ほかの人のところに行ってくれ、と思う(日記)。
まあ、大変だねえと。
[おはようございます、今日のおすすめ記事はこちらです。]
— JBpress (@JBpress) 2016年7月13日
食糧求めて国境を越えるベネズエラ人 迫り来る人道危機の兆し、コロンビアのスーパーに買い物客殺到 https://t.co/jeLaFdLjWt
…みんなの(※本国の相当数を除く)愛されキャラ・チャベスたん亡き後のベネズエラである。武田信玄みたいなもんか、生前はぎりぎり持ったが、後継者の代で破綻するっての。
こうしてまた、反米主義者の反米的陰謀論が流されて、そーゆーのに乗せられたひとのアレコレを聞かされる日が近づいたかなーと疲れた目で将来を予測する朝。
なんというか、政治的にモチベートされてない報道機関が欲しいというか、希望的観測を客観的分析に偽装して報道する人たちを減らしてくれと言うか、いっそのことはっきりと「これこれの政治的傾向で報道します」と明言してほしいなあと思う今日この頃。
…アベが改憲発議するかもとか聞かされるんだが、しばらくは無理だ(特に、アベ嫌いのひとが主張するような、軍国主義化のそれなんか無理―そんなもん、憲法を変えて実現できるようなものではない、人も金もないのに何を言ってるんだ)。改憲勢力阻止を目印にしたのは野党のほうで、与党側は(一応仮にも成功を収めつつあると主張するところの)経済政策に対する支持を訴えた、というのが基本ラインと思ってきたが:
朝日新聞 憲法・アベノミクスに審判 参院選、未明にかけ大勢判明 2016年7月10日05時01分
「第24回参議院選挙が10日投開票される。安倍政権が継続を訴えるアベノミクスの是非や、自民党など憲法改正に前向きな政党が国会発議に必要な3分の2の議席を確保するかどうかが焦点となる」
「与党は経済政策を最大の争点と位置づけ、アベノミクスをさらに推し進めることで景気はよくなると主張。安倍晋三首相(自民党総裁)は9日、東京都内の街頭演説で「アベノミクスは失敗していないが、道半ば。この道をしっかりと力強く前に進んでいく」と訴えた。連立を組む公明党の山口那津男代表も、兵庫県西宮市で「我々の経済再生の取り組みをいかし、無年金(解消)を実現したい」とアピールした」
これに対して野党側は
「これに対し、野党はアベノミクスで潤うのは大企業や富裕層だけだと批判し、社会保障などをより重視すべきだと反論。さらに民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党は、改憲に前向きな政党による3分の2議席阻止を目標に掲げ」た。
なぜかといえば
「自民、公明両党におおさか維新の会と日本のこころを大切にする党を加えた4党が今回78議席を獲得すれば、非改選の議席を加えて参院定数の3分の2を超える162議席を占める。すでに衆院は自公で3分の2議席があり、憲法改正の発議も可能となる」ためである。
当然、「能力に備えよ」という原則からすれば、この情勢を阻止し・対抗するのが正しいわけだが。
…ふだんの主張とコンフリクトを起こすのは明らかである。政権側は、某国の軍事的能力の増大を警戒して「備えよう」と言うのに対して、これに野党側は「可能性はない」と主張してきたのではなかったか。”敵方”の能力増大に危機感を持つなら、”某国”(複数)に警戒せねばならないことは明らかだろう。いや、「話し合え」とも主張してきたのであって、ならば与党ともお話合いすればあ? …ということになろう。
いわゆる「改憲」にはっきりと過半数が反対している(のはずだ)状況で、まがりなりにも年単位で政権維持してる程度のひとが、自分の妄想を根拠に最もcontorversialな条項変更に打って出るものか。出ようとした次の瞬間、御輿から下ろされるわい。あと「改正」なら良いことなので、中立的には「改定」とか言えばよいと思う。
読売新聞 自民、比例第1党の勢い…10代の半数与党支持 2016年07月06日 07時08分
「自民党は13年参院選並みの18議席獲得も視野に入ってきた。年齢別に見ると、全世代で他党を上回る支持を得ている。特に若年層に強く、18、19歳は5割近くが自民党を支持している。18、19歳は安倍内閣の経済政策を6割弱が評価していて、30歳以上の世代よりも10ポイント以上高くなっている。自民党は20歳代で4割強、30歳代でも4割弱の支持を集めている。新たに選挙権を得た18、19歳は、半数以上が与党を支持している」
「共産党も60歳以上から1割弱の支持を集めるが、若年層に浸透していない」
「おおさか維新の会は、東日本でも支持を広げつつある。70歳以上を除く全世代でまんべんなく支持を集め、4~5議席の獲得も見えてきた」
民進党は「無党派層の支持は序盤調査に比べ自民党に迫られている。年齢層が高くなるほど支持を集める傾向にあり、18~29歳の支持は1割だったのに対し、60歳以上では2割弱だった」。
これを、「若者たちはアベに騙されている!」と言うのは、少なくとも一部に傲慢の要素を含むだろう:
若者票の多くが自民に流れたと言われますが、新たに選挙権を得た未成年の若者は、残念ながら、相当数が親の影響下で投票したと考えられます。あれだけの組織戦を展開した自公が、それをやらせなかったわけがありません。組織票に組み込まれなかった若者の政治参加はそれに及ばなかったのでしょう。
— TOKYO DEMOCRACY CREW (@TOKYO_DEMOCRACY) 2016年7月11日
では、例えば教育現場での感化力は、反抗期の子供たちの親に対する反抗心を利用することもできない程度の弱体なものだった、とかいうわけですね? なるほど、教育現場への介入は効果が薄いものと思われることであります。
…子供たちの政治への興味の芽生え―このままなら就職できるかも、とか、中国の珊瑚取り、やばくね?とか―を、全否定から入るスタイルはやめたほうがいいと思いますけどね、ええ。まあ、教育について話するところにコメントしようとすると、お前には関係ないって撥ねられるから、最近はだんだん死んだ目で眺めるようになってきてますが。
そんなふうに否定から入るスタイルのひとたちが、「お前達のことを考えて罵倒してやっているんだ、ありがたく思え」とやって、ほんとに支持を集めることができるかどうか。
もう消えてしまいましたが、昨日も、自民党がチャーターしたと思われるバスに乗せられて、集団で「人生初の投票」に送り込まれる創価大生の自撮りツイートがありました。ネット時代だからこそ明らかになった、日本型選挙の残酷な現実です。https://t.co/10BWqyA5Hb
— TOKYO DEMOCRACY CREW (@TOKYO_DEMOCRACY) 2016年7月11日
公明党さんは、別に予算を自前でもってたりしませんかねーとか。
…あとねえ…わたし、中立義務の基準を比較的厳しく採るし、基本的興味が歴史的評価というあたりにあるので、現政権の悪口いうのは趣味じゃないんだ。というか、在任中のひとをくさして楽しむ趣味はないというか。あの鳩に対してさえ、在任中は控えたもの。安倍首相の悪口を言い合って機嫌よくなりたいなら、ほかの人のところに行ってくれ、と思う(日記)。
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