空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

選挙情勢メモ

2017-10-18 18:42:54 | Weblog
読売新聞 御厨氏「排除で一斉に離れた」…希望、伸び悩み 2017年10月12日 23時32分

御厨氏は「小池代表が『排除』と言った瞬間に(有権者が)一斉に離れた。『劇場型政治』では、言葉の使い方は極めて難しい。あの小池氏をして、最後に読み間違えた」と分析

宮本氏は「小池氏自身が、『政権選択選挙』と盛り上げられて、その気になった。これまで、小池氏は言葉遣いは大変慎重だったが、急に上から目線になった」と語った

 もう、この時点(12日)で「総括」してしまえたのだなあと感慨にふける。

産経新聞 希望の党が失速したとされる原因は… 果たして二大政党制の一翼を担う存在になれるのか 2017.10.18 01:00

 記事末尾だけでいいかも:

立憲民主党には希望の党に公認を断られた候補も入ったはずだが、結果的に「筋を通した」というイメージが定着した

希望の党は、現実的な安全保障政策を掲げたことで、将来の政権交代を望める素養は手に入れた。しかし、極めて不透明な党内の意思決定過程などを改めない限り、党勢拡大は難しいのでないか

ある自民党幹部は、一連の騒動をこう振り返る。
 「私たちは何もしていないんだよ。勝手に野党が盛り上がり、勝手に厳しくなったんだ。心臓に悪い芝居をドキドキしながらみていたら、いつの間にか大勝ムードになったんだ」




 ということで、私としては若者に投票を呼びかける。もちろん、何処へ、とは言わないが。



 ―ということで、棄権を呼びかける人がいるようであるが、そうした動きには反対する方向で。



 ―とまあ、こういうことでもある。意識タカイ方々は、下々が投票権を行使するのにあまり好意的でないらしいねえ、という旨は指摘するわたし。



 …百戦百勝の鋼鉄の霊将の顔で自由民主主義的正論を言われると、なにかくるものが。



産経新聞 民進党は不滅!? 参院民進党が選挙後の再結集模索 前原誠司代表を解任する動きも 2017.10.12 21:47

小川敏夫参院議員会長らが提唱しており、衆院選後の両院議員総会で前原誠司代表を解任する案も検討されている。民進党から大量の前職を送り込んだ希望の党の候補が衆院選後に古巣に戻ることになれば、有権者への背信行為ともなりかねない

「希望の党」からの支援は精神的なものに留まるのだ、実際は選挙費用等々、民進党からの持ち出しなのだ、実際のところは民進党議員としての●●の勝利なのだ…という主張もありえるところだろう、個々人としては。まあ個々人としては。

小川氏は産経新聞の取材に対し、前原氏が決断した希望の党への合流について「思い通りになっていない」と指摘した。小川氏が民進党の参院議員に聞き取り調査をしたところ、過半数が希望の党への合流を望まなかったことも明らかにした



 …さすがに「政党」として纏まった形をとったのだから…ということもあり、与党側としては批判一色だろう。



 与党でなくとも批判するだろう…。

時事 民進再結集を批判=枝野氏「戻らず」-前原氏【17衆院選】 2017/10/14-17:42

民進党の前原誠司代表は14日、同党参院幹部が衆院選後の再結集を目指す考えを示していることについて、「これほど有権者を愚弄(ぐろう)した話はない。民進党再結集は絶対にやってはならない」と述べ、あくまで参院側なども含めた希望の党への合流を進める意向を示した

 …攻撃対象とされた側としても、こういう反応になるだろう。

立憲民主党の枝野幸男代表は、再結集に関し「私たちは新しく立てた旗を高く掲げて前へ進んでいきたい。後ろ向きのことは考えていない」と述べ、民進党には戻らない考えを明言した。同時に「排除の論理は取らない」とも述べ、立憲民主党の党勢拡大に意欲を示した

 分裂は既定の方針とした上で、”みんな”を結集しようという立場ということになるか。

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