メモの奥底から発掘したもの(等)
こういうネタとか,いろいろ。
「中央アフリカ共和国の賊徒は人質を殺害する」
BBC CAR bandits kill three hostages 14 March 2008
「中央アフリカ共和国の賊徒は,伝えられるところによれば,彼らが人質として取っていた3名を殺害した。5人―北西のKoui市の市長を含む―は2月に賊徒らに誘拐され,身代金を要求されていた。人質らの内2名は,その家族がいくばくかの金銭を支払った後,解放された。三体の死体が,遊牧民等に発見されたが,公的には人定されていない。地方公機関は彼らの殺害への衝撃を表明した。
「この国の北方地区では社会不安が増大している。武装強盗が人々を誘拐し,身代金支払を求めるのだ。別の事件だが,2月には2人の医者とその協力者らが誘拐され,解放されるまで8日間拘束された。
「昨年,人権団体アムネスティ・インターナショナルは当該地方で武装強盗らが身代金支払を求めて子供たちを捉えていると語った。政府軍と反乱勢力との間の衝突は,混乱する北部で28万以上の人々を難民化させている」
BBC The riddle of Afghan graves 26-Jul-2007 By Bilal Sarwary
アフガニスタン首都カーブルから北へ数キロの,埃っぽい平原に,最近発見され,報道陣に公開された集団墓地がある。Shomaliというその平原にある,元軍需物資集積所地下には,座ったままの,或いは寝かされた,一部は衣服を着たままの死体があった。
無論,明らかに彼らは,アフガニスタンの,戦争に傷ついた過去の犠牲者たちだ―しかしどの?
「ここで虐殺が行われたのだ,そして我々はここで何が起こったのが,確かめねばならない」。
犠牲者数が確認された後,調査団長Shinwari氏は言う。なおこの件の調査結果は直接,カルザイ大統領に手渡される由。アフガニスタンにとっては,こうしたものは珍しいものではない。その筋によれば,全国に20箇所からあるという。
―という記事。私は割と話題につかうことがある話だと思う。が,ソース等々を忘れがちなのでメモを上げておこうかなと。
久間さんの件BBC記事 Japan minister in atom bomb row 30 June 2007
”あの”話題。
BBC King Herod's ancient tomb 'found' 8 May 2007
イエス生誕時のユダヤ王,ヘロデの墓発見という記事。
学内業務をあまり担当なさらない方もいらっしゃいますよね(いや程度問題ではあるだろうけど)。そういう水準の方を見て『アレなら僕の方が…!』と思っちゃうのは,自然な感情としてはやむを得ない。が,やはり入試業務や行政的業務,例えば非常勤講師の先生方に連絡をし調整をし,時間割を作成し…
…それなりには,まあ,あるなあ。
そんなこんなで:
これは売り出しをする側の文章なのでこれでよし。
しかし,ポストに就いたことのない研究者の上澄み部分が,常勤ポストに居座る最低ランク研究者を研究水準で遥かに上回ることなどありふれている。
上掲の文は,「研究能力あり⇔なし」「男⇔女」の別個の軸をひとまとめに包めて文を作っており,結果『無能な男が男性優先社会を維持し,有能な女性を圧殺している。この状況を打破する,これは一歩なのだ』という印象を生み出し得るようにつくってある。
繰り返すが,売り出しをする側の煽り文句なのでこれはこれで問題はない。事実の一部を切り取っていればこそ,我々のハートにヒットする点があるんだろうし。
しかし,問題は―一言で言って無能な人を出来るだけ穏便に引き下がらせ,有能な人を出来るだけ発展させる実際的な作戦を作り,実行するにある,はず。
その際,無駄に男女差別問題を組みこまれた文章があると,めんどい。
常勤教員の職務は大きく「教育・研究・行政」の三要素に分かれるんだとしよう。我々は,まずは「研究者」と自己規定するからか,研究ができる者こそが優先されるべきだという思いに過剰に囚われている恐れがある。『教育論文でもいいから』書いてくれ,というとある長の発言にもそれは見える。
しかし,所謂教育教員も行政教員も,有能な人は私みたいな研究教員タイプの活動もしっかり学校の大方針の中に組みこんで作戦を組み立てたりするんですよねえ。
…本気で取り組めば,どれも蔑にはできないものだと感じるんだと思うんですが。
そんなこんなで,『有能な女性に日の目を!』という主張には大いに賛同するが,それは女性であるからではなく,有能であることによる。
いや確かに女性であるがゆえ優先的に採用せよとかいう意見があり得るが「だって先生ですよ」の一言で…だって就職したんだもんもう勉強する必要ないよね!なんて主張を恥ずかしげもなく言う某女性同僚のことを思うと,やっぱり,さあ。
最後,ごく最近の記事―Tebbuttさんの記事:
BBC Judith Tebbutt: My six months held hostage by Somali pirates 26 Jul 2013 By Dan Damon
回想記が出るのでしょうが,当時の大体の状況はこれで間に合うかな的な。
「お経を止めて一秒 あなた真言経を読むから そこから南無も聴けなくなるの骨壷ロンリネス きっと愛する人を荼毘に付して 知らずに読経するのね 落ちた畜生も見ないふり 四十九日 一周忌を あと何日過ぎたら 私は喪が開けるの お願い墓地 墓地 盆に墓地 あなた釈迦 墓地」
— いのほん (@inohohon) December 15, 2011
こういうネタとか,いろいろ。
「中央アフリカ共和国の賊徒は人質を殺害する」
BBC CAR bandits kill three hostages 14 March 2008
「中央アフリカ共和国の賊徒は,伝えられるところによれば,彼らが人質として取っていた3名を殺害した。5人―北西のKoui市の市長を含む―は2月に賊徒らに誘拐され,身代金を要求されていた。人質らの内2名は,その家族がいくばくかの金銭を支払った後,解放された。三体の死体が,遊牧民等に発見されたが,公的には人定されていない。地方公機関は彼らの殺害への衝撃を表明した。
「この国の北方地区では社会不安が増大している。武装強盗が人々を誘拐し,身代金支払を求めるのだ。別の事件だが,2月には2人の医者とその協力者らが誘拐され,解放されるまで8日間拘束された。
「昨年,人権団体アムネスティ・インターナショナルは当該地方で武装強盗らが身代金支払を求めて子供たちを捉えていると語った。政府軍と反乱勢力との間の衝突は,混乱する北部で28万以上の人々を難民化させている」
BBC The riddle of Afghan graves 26-Jul-2007 By Bilal Sarwary
アフガニスタン首都カーブルから北へ数キロの,埃っぽい平原に,最近発見され,報道陣に公開された集団墓地がある。Shomaliというその平原にある,元軍需物資集積所地下には,座ったままの,或いは寝かされた,一部は衣服を着たままの死体があった。
無論,明らかに彼らは,アフガニスタンの,戦争に傷ついた過去の犠牲者たちだ―しかしどの?
「ここで虐殺が行われたのだ,そして我々はここで何が起こったのが,確かめねばならない」。
犠牲者数が確認された後,調査団長Shinwari氏は言う。なおこの件の調査結果は直接,カルザイ大統領に手渡される由。アフガニスタンにとっては,こうしたものは珍しいものではない。その筋によれば,全国に20箇所からあるという。
―という記事。私は割と話題につかうことがある話だと思う。が,ソース等々を忘れがちなのでメモを上げておこうかなと。
久間さんの件BBC記事 Japan minister in atom bomb row 30 June 2007
”あの”話題。
BBC King Herod's ancient tomb 'found' 8 May 2007
イエス生誕時のユダヤ王,ヘロデの墓発見という記事。
非常勤講師の待遇の問題点には納得すべき点も多いが、とりあえず非常勤と常勤が同じ仕事をしているという認識を改めないと耳を貸してもらえない気はする。入試も行政もないんだからさ。同じ仕事「も」している程度。 >非常勤講師の三重苦 http://t.co/ScOGhlYAZR
— Takehiro OHYA (@takehiroohya) July 30, 2013
学内業務をあまり担当なさらない方もいらっしゃいますよね(いや程度問題ではあるだろうけど)。そういう水準の方を見て『アレなら僕の方が…!』と思っちゃうのは,自然な感情としてはやむを得ない。が,やはり入試業務や行政的業務,例えば非常勤講師の先生方に連絡をし調整をし,時間割を作成し…
…それなりには,まあ,あるなあ。
そんなこんなで:
世には、くだらない業績しかない多くの男性研究者が、大手を振って歩いている。一方で、大学などにポストを得たことのない女性研究者が、こんな素晴らしい作品を生んでいる。僕は本書の製作を通して、この不公平にジャスティスを与えたかったのです。 http://t.co/7rRiOy8X7t
— hiro hirai (@microcosmos001) August 3, 2013
これは売り出しをする側の文章なのでこれでよし。
しかし,ポストに就いたことのない研究者の上澄み部分が,常勤ポストに居座る最低ランク研究者を研究水準で遥かに上回ることなどありふれている。
上掲の文は,「研究能力あり⇔なし」「男⇔女」の別個の軸をひとまとめに包めて文を作っており,結果『無能な男が男性優先社会を維持し,有能な女性を圧殺している。この状況を打破する,これは一歩なのだ』という印象を生み出し得るようにつくってある。
繰り返すが,売り出しをする側の煽り文句なのでこれはこれで問題はない。事実の一部を切り取っていればこそ,我々のハートにヒットする点があるんだろうし。
しかし,問題は―一言で言って無能な人を出来るだけ穏便に引き下がらせ,有能な人を出来るだけ発展させる実際的な作戦を作り,実行するにある,はず。
その際,無駄に男女差別問題を組みこまれた文章があると,めんどい。
常勤教員の職務は大きく「教育・研究・行政」の三要素に分かれるんだとしよう。我々は,まずは「研究者」と自己規定するからか,研究ができる者こそが優先されるべきだという思いに過剰に囚われている恐れがある。『教育論文でもいいから』書いてくれ,というとある長の発言にもそれは見える。
しかし,所謂教育教員も行政教員も,有能な人は私みたいな研究教員タイプの活動もしっかり学校の大方針の中に組みこんで作戦を組み立てたりするんですよねえ。
…本気で取り組めば,どれも蔑にはできないものだと感じるんだと思うんですが。
そんなこんなで,『有能な女性に日の目を!』という主張には大いに賛同するが,それは女性であるからではなく,有能であることによる。
いや確かに女性であるがゆえ優先的に採用せよとかいう意見があり得るが「だって先生ですよ」の一言で…だって就職したんだもんもう勉強する必要ないよね!なんて主張を恥ずかしげもなく言う某女性同僚のことを思うと,やっぱり,さあ。
最後,ごく最近の記事―Tebbuttさんの記事:
BBC Judith Tebbutt: My six months held hostage by Somali pirates 26 Jul 2013 By Dan Damon
回想記が出るのでしょうが,当時の大体の状況はこれで間に合うかな的な。
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