空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

首都騒乱―新首相は前線にて兵員を鼓舞

2010-12-07 22:52:21 | ソマリア関連
Garowe Online Somalia: 22 killed, 35 wounded in two days of Mogadishu clashes Dec 5, 2010 - 6:33:58 AM

 12月5日朝の報道。モガディシュにおける,この二日間のAMISOMとアルシャバブとの戦闘で,少なくとも22名の死者,35名以上の負傷者が数えられる。

 土曜,戦闘は開始し,12名の死者と20名の負傷者を数える。さらに日曜に10名の死者と15名ほどの負傷者を数えた。モガディシュ北部,AMISOM支配下のShibbisやBondhereで砲撃戦が戦われたのである。

「我々は7名の死体を回収,12名を―ほとんどは民間人の―負傷者を病院に運んだ。戦闘する双方は民間人区域busy placesに砲火を叩き込んだのだ」と日曜,救急隊は語る。

 他方,この戦闘のなか,新首相Mohamed Abdullahiは国軍が何名のアルシャバブ兵を殺害したと主張する。「我々は43名のアルシャバブ兵を殺害。相当数の負傷者を発生せしめた…」。

 新首相は奪取地点まで出向いて兵を祝福した。

 他方,その当日の(日曜の)戦果として,「多数dozenの政府側兵を殺害した」とアルシャバブの広報担当者Abdiaziz Abu-Muscabは主張する。

 そうして,AMISOMが降伏するまで我々は攻撃をやめない!と強弁するのだが,先週,ブルンジは追加の850名を派遣したのだという…。

 AMISOMは8000名の建前である。この850が純粋な増加か,単なる交代かはちょっと不明? 何れにせよ,元気のいい兵隊さんの新着は,アルシャバブには面白くなかろう。

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