Abdirahman Ahmed "Waldiire"

BBC　Somali executed for 'apostasy' 16 January 2009

　Abdirahman Ahmedはソマリ人，南部ソマリア・ジュバランドの政治家，元Jubba Valley Allianceスポークスマン。2009年1月15日，彼は南部港市キスマユにて銃殺された。容疑はエチオピアへのスパイ行為，及び背教。彼はアルシャバブによって処刑された，最初の政治家となった。

　キスマユを支配するイスラム原理主義強硬派，アルシャバブは一週間ほど前，彼を逮捕したのだと言う。

　彼らによれば，Abdirahman Ahmedは非ムスリムであるエチオピア軍と協同したことで，その宗教を裏切ったのだ。

　Abdirahmanはスパイ容疑で告発され―アルシャバブ報道担当Sheikh Hassan Yakubによれば，Abdirahmanは尋問の中で，彼はエチオピアに援護された勢力（Hirareの部隊を指すものと考えられる）と協同したと認めた。そしてそれは，法廷が彼の棄教を結論した，その根拠となったという。

　Abdirahman Ahmedの親族によれば，彼の法廷には彼の弁護人はいなかったものという。彼らは処刑当日の朝，兄弟の死刑判決を知らされ―埋葬のため遺体の引き取りを申し出たところ，既に埋葬したとの答えを受けた。

　その尋問は果たして正当に行われたものか？　非ムスリムと協同することは棄教を意味するのか？　彼の死は，改めてキスマユの支配のあり方を世界に教えるものである。

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　なおそのエチオピアはソマリア首都モガディシュを完全撤退，バイドアに向う。モガディシュ市民は歓喜し，現在のところ各factionsは―和平協定に賛否はあるものの―協同しているという：

BBC　Thousands cheer Ethiopia pull-out　16 January 2009