BBC Venezuela crisis: How much aid is getting in? 28 Feb 2019 By Jack Goodman
「The Venezuelan government has praised Russia, an ally of president Nicolás Maduro, for sending aid and said 300 tonnes of it had been transported to Venezuela.」
それなりに公平を期していえば、このように、現行政府側にも援助物資が入っており、「危機に際しての緊急援助はなされている」のは一応事実ではあるようだ、政府の主張では。300トン。それは10万が閉じこもったスターリングラードで一日に要した最低限という(計算上の)数字にひとしい。
「Last week, Mr Maduro announced that Russia was sending 300 tonnes of food and medical supplies to Venezuela, which would arrive on 20 February.」
週一ペースで医療・衛生物品がこれほど入ってくると言うなら、まあ結構なものなのと違いますかね、という気は多少する。
「But in response to questions from BBC News, the Venezuelan government provided no further details about the contents of the aid shipment and said there were currently no opportunities to film it.」
…その「大量の援助物資」を大々的に報じてはいないらしく、なんかそれオカシクね?という気もするが。
「Kremlin spokesman Dmitry Peskov was asked about the shipment in a daily press call on 21 February and replied that he didn't have any information but would make inquiries.」
……大ロシアとしてははしたカネ過ぎて認知してない可能性とか、そもそも言及を憚る性質のものだとか―ヴェネズエラとの関係を持つこと自体、国際的にマズイとか、タダでよそにものをくれてやると国内世論が沸騰しそうだとか、モノ自体がマズイ可能性とか―ありえるけれど。
とまあ、各プレイヤーにはいろんな事情があるし、ちょっと雑誌をみたり新聞をみたりするだけで変数が多々あるのはわかるので、あんまり確定的に「ということでアメリカが悪い」とか単純化しすぎたりするのはよしたほうがいいよねー、とか。
彼だって、反政府側最強指導者というわけではなく、あくまで暫定大統領であるに過ぎなかったはず。もちろん、若手最強ランクであるだろうことは間違いないんだろうし、これをタネに今後プレゼンスを上げていこうと思ってもいるだろうけれど。
華々しい政治ショウ,ということだとわが国でも(以下略)
…そりゃまあ,他人のカネを差し押さえて分配するくらいなら,さほどの才も必要とせず,また楽に支持を買い取ることができる。問題は,次に分配するカネをどこから調達するかだ…。
…『銀英伝』のラインハルト政権のあとはどうなっただろう,と思ったり。
まあ,あれはあれで有能な官僚が控えてますよ,という描写・設定があったので,さほど心配の必要はないにせよ。
ひでえ評価だ,と思ってしまう。が,まあ…チャベスはもっとこう…「チャベスたん」とか「チャベスの兄貴」とか,そんな感じの可愛げはあったなあ,とは…。
…多少,ナセルとサダトを思い起こす点はある。
「The Venezuelan government has praised Russia, an ally of president Nicolás Maduro, for sending aid and said 300 tonnes of it had been transported to Venezuela.」
それなりに公平を期していえば、このように、現行政府側にも援助物資が入っており、「危機に際しての緊急援助はなされている」のは一応事実ではあるようだ、政府の主張では。300トン。それは10万が閉じこもったスターリングラードで一日に要した最低限という(計算上の)数字にひとしい。
「Last week, Mr Maduro announced that Russia was sending 300 tonnes of food and medical supplies to Venezuela, which would arrive on 20 February.」
週一ペースで医療・衛生物品がこれほど入ってくると言うなら、まあ結構なものなのと違いますかね、という気は多少する。
「But in response to questions from BBC News, the Venezuelan government provided no further details about the contents of the aid shipment and said there were currently no opportunities to film it.」
…その「大量の援助物資」を大々的に報じてはいないらしく、なんかそれオカシクね?という気もするが。
「Kremlin spokesman Dmitry Peskov was asked about the shipment in a daily press call on 21 February and replied that he didn't have any information but would make inquiries.」
……大ロシアとしてははしたカネ過ぎて認知してない可能性とか、そもそも言及を憚る性質のものだとか―ヴェネズエラとの関係を持つこと自体、国際的にマズイとか、タダでよそにものをくれてやると国内世論が沸騰しそうだとか、モノ自体がマズイ可能性とか―ありえるけれど。
とまあ、各プレイヤーにはいろんな事情があるし、ちょっと雑誌をみたり新聞をみたりするだけで変数が多々あるのはわかるので、あんまり確定的に「ということでアメリカが悪い」とか単純化しすぎたりするのはよしたほうがいいよねー、とか。
だからもしグアイド氏が「俺、このまま大統領やるわ」とか言い出したら「お前、何勘違いしとんねん」と突っ込まれるの必至すよ。そうはならないと思うけど。
— ラウタ郎 (@lautarogodoy) 2019年2月27日
だから彼は「暫定大統領」であって、時限大統領なのよ。
で、マドゥーロは「不正選挙で勝手に勝利宣言して大統領の座にしがみついてる無能」。
彼だって、反政府側最強指導者というわけではなく、あくまで暫定大統領であるに過ぎなかったはず。もちろん、若手最強ランクであるだろうことは間違いないんだろうし、これをタネに今後プレゼンスを上げていこうと思ってもいるだろうけれど。
石油/ガスの多国籍会社との契約を華々しく破棄し、油田/ガス田使用料の値上げを要求しました。企業が拒否すると、撤退を命じ、企業は撤退しました。ハリウッド・スターが、金持ちから金を奪って貧者に与えるというチャベスの素晴らしい仕事を見るために国を訪れ、彼のイメージアップに一役買いました。 pic.twitter.com/VeKa3v5lYl
— tarafuku10 (@tarafuku10) 2019年2月25日
華々しい政治ショウ,ということだとわが国でも(以下略)
社会主義はいつも最初はうまくいくのです。だから人々は騙されるのです。少なくとも始めのうちは。政府がお金を差し押さえるのは簡単ですが、そのうち差し押さえるお金がなくなります。これは、文字通りベネズエラで起こったことです。国を脱出するお金のあった人々は脱出しました。 pic.twitter.com/3hwIQn44r7
— tarafuku10 (@tarafuku10) 2019年2月25日
…そりゃまあ,他人のカネを差し押さえて分配するくらいなら,さほどの才も必要とせず,また楽に支持を買い取ることができる。問題は,次に分配するカネをどこから調達するかだ…。
…『銀英伝』のラインハルト政権のあとはどうなっただろう,と思ったり。
まあ,あれはあれで有能な官僚が控えてますよ,という描写・設定があったので,さほど心配の必要はないにせよ。
チャベスからカリスマ性や声を差し引いたのがマドゥーロです。ベネズエラは今、世界からのけ者にされ、孤立しています。数多くの国際線がこの国へのフライトを拒否しています。人々は食べ物を手に入れるためだけに長時間、列に並びます。それでも、手に入れられれば幸運です。 pic.twitter.com/eZNqaI4TDj
— tarafuku10 (@tarafuku10) 2019年2月25日
ひでえ評価だ,と思ってしまう。が,まあ…チャベスはもっとこう…「チャベスたん」とか「チャベスの兄貴」とか,そんな感じの可愛げはあったなあ,とは…。
…多少,ナセルとサダトを思い起こす点はある。
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