空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

Aweysはアルシャバブ的見解へと舵を切ったか

2010-04-02 19:25:03 | ソマリア関連
 最近報道を見なかったAweys師の情報。聖者の墓地破壊活動を支持し,アルシャバブ・HizbulIslamの合同について口にした。

Garowe Online Somalia: Aweys supports desecretion of famous clerics tombs Apr 1, 2010 - 5:22:17 AM

 Hizbul Islam指導者Sheikh Hassan Dahir Aweysはアルシャバブがモガディシュで聖者の墓を破壊してきたことについて,聖者の墓の信仰は非イスラムなのだと,アルシャバブの行動を是認する。

「それは完全に非イスラム的なのだ,墓地を訪れ礼拝するなど。不幸にしてそれはソマリ人の習慣にはなってきたが。彼らは宗教を知るイスラム聖職者に教えを受ける必要がある」。

 暫定政府とAhluSuunahの連合については,それはソマリアの敵・エチオピアの仲介になるものであり,合意とはいえず,敵の作戦にすぎないとする。さらにはアルシャバブとHizbul Islamとの関係については―

「アルシャバブとHizbul Islamとの間に戦争が起これば,聖戦全体が動揺することになる。それは我々としては起こるを欲しない。我々は彼らと和解しよう。殺害事件が原因ではあるが。両グループには合同のための努力が行われているところだ」。

 この記事みるかぎり,Aweys先生はal Shabaabとの協調路線に舵をきったご様子ですねー。聖者の墓破壊は,民衆の離反を呼ぶと思うんだけどー。

 うちの近くでも,地域の道祖神・庚申碑を,『だってうちの敷地内にあるんだもん』ってんで丸ごと更地にした****(ある特定在家新仏教団体)の人がいるけど,陰口叩かれたりしてるようよー? 隣組の手伝いもあまししないご様子で,親御さんは長年の付き合いがあるからまあ葬式の世話までは手伝うとしても,問題の若い世代については『手伝いもいらんという(※たぶん正確には『地元の流儀に従わない』の意味)んだから,勝手にやるがよかろう』って扱いみたいー。


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